【中国情勢】
中国・雲南省で山崩れ・47人行方不明(1月22日)
中国中央テレビによると中国内陸部の雲南省にある村でけさ山崩れが発生した。これまでに18世帯47人と連絡が取れず土砂の下に埋まっている可能性があるということで救助活動が続いている。
現地ではきのうから雪が降り続き最高気温も0度前後と厳しい寒さとなっており、これまでに村に住む500人余りが安全な場所に避難した。 台湾とナウルが断交・中国・関わりを否定(1月20日)
台湾とナウルが断交し、中国と国交を結ぶことを明らかにした。台湾で中国に厳しい姿勢で臨む民進党・頼清徳が次の総統に選ばれた矢先のことだった。ナウルは「国と国民の最大の利益のため」、中国は「あくまでナウルの判断」としている。
一方で台湾側は「中国が金銭外交で多額の資金をつぎ込み誘惑している」と中国を強く批判した。台湾は2016年に民進党政権発足以降中米やオセアニアなどで断交しておりナウルが10カ国目。...
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胡錦涛前国家主席の息子・政府高官に(1月17日)
中国政府は胡錦涛前国家主席の息子の胡海峰を民政省の次官に任命すると発表した。
父親の胡前国家主席を巡ってはおととし開かれた共産党大会の閉会式で途中退席する一幕があってから動静がほとんど伝えられておらず、息子の胡海峰の処遇が注目されていた。 中国メディアによると、胡海峰は51歳。民政省の次官の中では最年少だということだ。2018年から浙江省麗水市トップの書記を務めた。 香港メディアは「以前は習近平国家主席など毛沢東と一緒に革命に参加した共産党幹部の子弟である紅二代が党や政府で昇進したものの、最近は党幹部の子弟の抜てきが非常に厳しくなっている」と指摘し、今回の人事を昇格だと伝えている。 中国・自動車輸出が世界一見通し(1月12日)
中国が去年1年間に輸出した自動車の台数が日本を抜いて世界1位となる見通しとなった。
その数は491万台で、強みを持つEV(電気自動車)が押し上げた。 タイ政府によるEV向けの補助制度も追い風に、年末商戦が行われた先月には220台を販売したという。 BYDは今年中にタイでの店舗網を200店舗にまで拡大するとしていて、日本車の牙城と言われた東南アジア市場の一角が切り崩されようとしている。 習主席“汚職取り締まり徹底継続”(1月9日)
中国で共産党員の汚職などを調査する組織の全体会議がきのう始まり、習近平国家主席は汚職の取り締まりについてまだ不十分だとして、今後も様々な分野で徹底して続けていく姿勢を強調した。「中国情勢」内の検索 |