【中国情勢】
中国不動産最大手・半年で9800億円赤字(8月31日)
中国の不動産最大手、碧桂園。ことし6月までの半年間の最終損益が日本円でおよそ9800億円の赤字に転落したことを明らかにした。不動産市場の低迷が長引き、関連する企業の業績悪化が深刻になっている。中国・日本の水産物輸入の全面停止を発表 (8月24日)
福島第一原子力発電所にたまるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について、東京電力が基準を下回る濃度に薄めたうえで海への放出を始めたことを受けて、中国の税関当局は原産地が日本の水産物の輸入をきょうから全面的に停止すると発表した。
中国・追加緩和で景気下支え・事実上の政策金利引き下げ(8月21日)
中国人民銀行はきょう事実上の政策金利とされるLPRという金利のうち、金融機関が企業などに融資を行う際の目安となる1年ものの金利を0.1%引き下げて3.45%とした。
中国人民銀行はことし6月にこの金利を引き下げたばかり。中国では不動産市場の低迷が長期化し関連する企業の経営に不安が広がっていることに加えて、輸出が大きく減少するなど景気回復の勢いが鈍くなっている。 また先月の消費者物価指数が去年の同じ月と比べて2年5か月ぶりにマイナスとなり、デフレを懸念する声も出始めている。...
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中国恒大グループ・米国で破産法適用申請(8月18日)
中国の不動産大手「恒大グループ」は大規模な資金調達で不動産開発を進めてきたが中国政府による規制強化などの影響で経営危機となりデフォルト(債務不履行)に陥った。
発表した決算では去年がおよそ2兆円の最終赤字、おととしは9兆円余の最終赤字と2年連続で巨額の赤字に陥っている。 恒大グループは米国の裁判所に連邦破産法15条の適用を申請した。適用されれば米国国内の試算が保全されることになる。 中国では不動産市場の低迷が長期化するなか、不動産会社や関連企業の経営へ不安が強まっていて、中国経済全体への影響も懸念される。 沖縄本島と宮古島の間・同時通過・初確認(8月18日)
防衛省によると今月15日、小笠原諸島・沖ノ鳥島沖の太平洋を中国海軍ミサイル駆逐艦など6隻とロシア海軍駆逐艦など5隻・計11隻が西に向けて航行しているのを海上自衛隊が確認。11隻は一昨日に沖縄・沖大東島の南約50kmの海域を西に進んだ後、昨日は沖縄本島と宮古島の間を通過し東シナ海に入ったという。
両国の艦艇の沖縄本島と宮古島間の同時通過は初確認で、領海侵入は無し。 ロシア国防省は先月下旬、両国海軍が大平洋で合同パトロールを開始したと発表しており、防衛省によるとこれらの艦艇がパトロールを行っていると見られるという。...
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