【北朝鮮を追う】
北朝鮮“偵察衛星の最終段階実験実施”(12月19日)
きょう付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、国家宇宙開発局が北西部トンチャンリにあるソヘ衛星発射場で、偵察衛星の開発のための最終段階の重要な実験をきのう行ったと伝えた。
韓国軍などは北朝鮮がきのう日本海に向けて弾道ミサイル2発を発射したことを明らかにしていて、北朝鮮の発表はこの発射を指すものとみられている。 また「労働新聞」によると、国家宇宙開発局は来年2023年4月までに軍事偵察衛星1号機の準備を終えると発表したという。 北朝鮮・“最終発射実験で完全な大成功”(11月27日)
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、今月18日に発射した新型のICBM大陸間弾道ミサイル級の火星17型の開発に携わった科学者らが、キムジョンウン総書記に送った書簡の内容を伝えた。
書簡では、キム総書記が火星17型について、ことし中に完成を宣言するよう指示していたとしたうえで、最終発射実験で完全な大成功を収めたと強調した。 また、キム総書記が地下発射場の整備に言及したことも初めて明らかにし、米国全土が射程に入る可能性がある火星17型の探知や迎撃を難しくするねらいがあると見られる。
北朝鮮・キムヨジョン・韓国の追加制裁検討に反発“怒り一層大きく”(11月24日)
韓国外務省の報道官はおとといの記者会見で、北朝鮮が核実験などの重大な挑発を行った場合、追加の独自制裁を科すことを検討していることを明らかにした。
これについて北朝鮮のキムジョンウン総書記の妹、キムヨジョンはきょう談話を発表し「それほど制裁に愛着を感じるならば1000回でもやってみるべきだ」と反発した。また北朝鮮との対話を重視した前のムンジェイン政権に言及し「当時はソウルがわれわれの標的ではなかった」と指摘し、米国との連携を重視するユンソンニョル大統領を名指しで批判している。...
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ミサイル対応協議も・安全保障理事会・北朝鮮への一致した対応とれず(11月22日)
北朝鮮が新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)級の「火星17型」を発射したことを受け、国連安全保障理事会では緊急会合が開かれ、「弾道ミサイルの発射は安全保障理事会決議違反」だとして北朝鮮を非難する意見が各国から相次いだ。
米国・トーマスグリーンフィールド国連大使は「2つの理事国の露骨な妨害が北東アジアと世界全体を危険にさらしている。」と述べ、「安全保障理事会が一致した対応を示せないのは中国とロシアが北朝鮮を擁護しているからだ」と指摘し、安全保障理事会として北朝鮮を非難する議長声明を出すよう求めた。...
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政府“北朝鮮・18日に発射「火星17型」と推定”(11月21)
北朝鮮が18日に発射したICBM(大陸間弾道ミサイル)級のミサイルについて、松野官房長官は、日本政府として、今年2月と3月に発射されたのと同じ「火星17型」と推定していることを明らかにした上で、北朝鮮の軍事動向について、「米国や韓国などとも緊密に連携しつつ、引き続き情報収集分析や警戒監視に全力をあげていく」と述べた。
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