【北朝鮮を追う】
北朝鮮「軍事偵察衛星打ち上げ」写真公開(11月22日)
北朝鮮はキムジョンウン総書記の立ち会いのもと、北西部のソヘ衛星発射場で行われた軍事偵察衛星の3回目の打ち上げの模様を捉えた写真を朝鮮労働党機関紙「労働新聞」を通じて公開した。
1面と2面に合わせて16枚掲載された写真では白い塗装で北朝鮮の国旗の下にハングルで「朝鮮」と表記され、1日に1000里を駆けるとされる伝説の馬「チョルリマ」がデザインされた新型ロケットがオレンジ色の炎を噴き出しながら上昇していく様子が確認できる。...
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北朝鮮の軍事偵察衛星“今月末までに打ち上げも”(11月20日)
北朝鮮は初めての運用を目指している軍事偵察衛星の打ち上げに今年5月、8月と2回連続で失敗していて、先月中に断行すると予告していた3回目の打ち上げは行われていない。
3回目の打ち上げについて、韓国のシンウォンシク国防相は公共放送KBSで放送されたきょうの番組で“北が今後1週間、遅くとも今月30日より前に、軍事偵察衛星を打ち上げられるようになるのではないかと見ている。韓国と米国が、ともに動向を注視している”と指摘した。...
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北朝鮮の新たな記念日「ミサイル工業節」(11月15日)
北朝鮮の動きがせわしくなってきた。北朝鮮国営メディアは、新型の中距離弾道ミサイルに使用する、大出力の固体燃料式エンジンの初めての地上燃焼実験を、11月11日と14日の合わせて2回実施し、いずれも成功させたと報じた。
その際に「極めて満足のいく結果が達成された」としている。固体燃料は液体燃料と比べ、機動性に優れ、準備時間を短縮できるので、発射を探知されにくいとされる。 北朝鮮は過去に、液体燃料式の中距離弾道ミサイルの発射実験を、日本の上空を通過させるなどして繰り返してきたが、昨年11月18日に大陸間弾道ミサイル「火星17」を発射し成功させたことを記念し、この日を新たな記念日「ミサイル工業節」として認定した模様である。...
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北朝鮮が弾薬など供給“最も重要な武器供与国”(10月27日)
ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対し、北朝鮮が弾薬などを供給していると関係国が警戒を強めている。
英国国防省はロシアにとって北朝鮮は、イラン、ベラルーシと並び最も重要な武器供給国となると警告している。 ロシアはウクライナ東部ドネツク州などで攻勢を強化しているとみられる。ロシア大統領府・ペスコフ報道官は北朝鮮の武器支援を否定する一方、“今後もあらゆる分野で関係発展させていく”としている。
ラブロフ外相・5年ぶり北朝鮮訪問(10月19日)
ロシアのラブロフ外相が5年ぶりに北朝鮮を訪問した。軍事や経済の分野で意見が交わされるとみられる。先月行われたロシアと北朝鮮の首脳会談では戦略的協力の強化で一致。金正恩総書記はロシアとの関係についてすべての分野で高い段階に発展させる措置の実行を指示した。
ラブロフ外相は北朝鮮のチェソニ外相と会談予定軍事・経済などの分野で具体的な協力の拡大をめぐって意見が交わされる見通し。 米国政府は「北朝鮮が弾薬などの人事物資をロシアに供与した」と懸念を示している他、ロシアが宇宙開発技術を支援するおそれが指摘されている。 「北朝鮮を追う」内の検索 |