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2024年04月20日(土)
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【北朝鮮を追う】
労働党中央委政治局会議開催（4月12日）
朝鮮労働党中央委員会政治局会議が4月11日開催され、コロナウィルス対策や、2019年の決算や20年の国家予算および人事問題などの議案が決定された。金正恩委員長も同会議に出席した。
コロナウィルスにはかなりの危機感を抱いているようで、短期的な終息は難しいことから、引き続きウィルスの流入を徹底的に遮断することが求められており、さらに「世界的な大流行伝染病に対処してわが人民の生命安全を保護するための国家的対策を一層徹底的にたてるために」という共同決定書が採択された。...
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金正恩、迫撃砲訓練を視察（4月10日）
4月10日の『朝鮮中央通信』は金正恩委員長が、朝鮮人民軍の軍団別迫撃砲兵区分隊の砲撃訓練を視察、指導したと報道した。日時や場所は報道されていないが、掲載された写真をみると金正恩委員長は外套などを羽織っておらず4月に入ってからではないかと思われる。
訓練は、軍団別迫撃砲兵の火力戦闘能力を競技の方法で行うもので、命中率とかかった時間によって順位をつけるもの。3月12日、20日に続いて競技が行われたことになる。...
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北朝鮮、米国国務長官を痛烈に批判（3月31日）
「世界は、朝米の首脳は親しい関係にあるのに、なぜ両国関係が進展しないのか、理解できないであろうが、答えは米国国務長官のポンペオにある」と北朝鮮外務省の新任対米交渉局長が30日、談話のなかでこのように述べた。
『朝鮮中央通信』の30日の報道によると、談話では、「25日にポンペオは、参加した新型コロナウィルス対策を議論したG7外相会議後の記者会見で、対朝制裁・圧迫について突然騒ぎ立てた。コロナウィルス対策で、米国大統領が北朝鮮の指導層に対し「支援構想」を親書で示し、緊密な関係を保とうとしているのに対し、国務長官が世界の面前で、自国の大統領が良い関係を築こうとしている国家に対し暴言をはき、大統領の意思を踏みにじろうとしている」とし、さらに「朝米首脳の親交がいかに立派であっても、米国の対朝敵視政策を変化させることができず、米国が唱える対話再開も、我々が行く道を止めてみようとする誘引策にすぎない」とまで述べていた。...
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北朝鮮、ロケット砲の試射成功と発表（3月30日）
30日の『朝鮮中央通信』は、29日超大型ロケット砲を試射し、成功したと朝鮮国防科学院が発表したことを伝えた。
報道によれば朝鮮労働党の中央政治局委員で、党中央副委員長の李炳哲が試射に参加していたということからすると、金正恩委員長は立ち会っていなかったのではないかと思われる。 報道によれば、今回の試射は、超大型ロケット砲の戦術的・技術的特徴を改めて確認するために行ったともの。また李炳哲副委員長は、この成功は国家の防衛戦略に重要な意義があると語った。 北朝鮮・短距離弾道ミサイル２発発射・日本のＥＥＺ外に落下か（3月29日）
政府は「北朝鮮が今朝、日本海に向けて短距離弾道ミサイル２発を発射した」と発表した。
防衛省などによるとミサイルは午前６時１０分頃、東部の元山から北東方向に向けて発射され、高度約３０ｋｍほどで最大２５０ｋｍ飛翔し、北朝鮮北東部の沿岸に落下した。いずれも日本のＥＥＺの外側と推定される。 河野防衛大臣は「かなり多いペースで国際社会に挑戦をしているとみているが、なぜそういうことになっているのか、もう少し意図をしっかり分析していきたいと思う」と述べた他、更に「北朝鮮で新型コロナウイルスが発生しているという報道もあり、何か関係しているのではないかとみている」と語った。...
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