【米国バイデン政権】
米国・バイデン大統領・“G7・オンライン出席の可能性”(5月11日)
政府が借金できる上限の引き上げをめぐって野党共和党の下院議長らとの協議が続く米国・バイデン大統領は、来週行われるG7広島サミットについて「オンラインで出席しなければならなくなる可能性もある」と述べ、野党側との協議次第では日本を訪問しない可能性にも言及した。
協議がまとまらなければ来月1日にも債務の不履行に陥るおそれがあるとされていて、バイデン大統領はこの問題に最優先に取り組む姿勢を示している。
米国・政府の借金上限引き上げ協議(5月10日)
米国では政府が借金できる上限が決められている。議会が上限の引き上げなどに応じなければ6月にも債務不履行に陥りかねない中、バイデン大統領は野党共和党のマッカーシー下院議長らに協力を要請したが、大きな進展はなかった。
一方、バイデン大統領は「最も重要な問題だ」と述べて、解決しなければG7広島サミットを欠席する可能性も示唆した。
米国大統領補佐官・ムハンマド皇太子と会談(5月8日)
米国のバイデン政権で安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官がサウジアラビアを訪問してムハンマド皇太子などと会談した。一連の会談では中東地域がインドや世界と密接につながった、より安全で繁栄した地域になるという共通のビジョンについて意見を交わしたとしている。
またサリバン補佐官はムハンマド皇太子との会談で、サウジアラビアとイランの事実上の代理戦争となってきたイエメンの内戦が終結に向けて前進していることについて議論するとともに、アフリカのスーダンから自国民を退避させた際のサウジアラビアの支援に謝意を伝えたという。...
全部読む
世界銀行新総裁にアジェイバンガ(5月4日)
世界銀行は3日、米国のクレジットカード大手、マスターカードのCEOをおよそ10年務めたアジェイバンガを新たな総裁に選出したと発表した。
任期は来月2日からの5年間。バンガは国際商工会議所の会長、米国赤十字の役員、気候変動対策に特化したファンドのアドバイザーなどを歴任し、米国のバイデン政権が総裁候補に指名していた。 総裁人事は最大の出資国・米国の意向が強く反映されると言われている。バンガの選出についてバイデン大統領は「世界銀行の使命である貧困の問題や気候変動などの世界の課題に取り組み変革をもたらすリーダーになるだろう」とのコメントを発表した。 米国“トンガに今月大使館開設”中国に対抗(5月3日)
米国国務省で東アジアと太平洋地域を統括するクリテンブリンク国務次官補は2日、議会上院の公聴会に出席し、南太平洋の島国トンガに今月中に大使館を開設する見通しだと明らかにした。
太平洋の島しょ国を巡って米国のバイデン政権はことしに入りソロモン諸島に大使館を開設したほか、キリバスやバヌアツとも大使館開設に向けた協議を進めていることを明らかにしている。 さらにバイデン大統領は今月19日に開幕するG7広島サミットに出席したあとパプアニューギニアを訪問し、太平洋の島しょ国とオーストラリアなどで作る太平洋諸島フォーラムの18の国と地域の首脳らと会合を開く予定。...
全部読む
「米国バイデン政権」内の検索 |