新型コロナ・米国バイデン大統領・陰性で18日ぶりに外出(8月8日)
ホワイトハウスはバイデン大統領の主治医の報告書を公表し、前日に続き2回連続で新型コロナウイルス陰性になったことから隔離を終え対面での執務を再開することを明らかにした。
これを受けてバイデン大統領は18日ぶりにホワイトハウスを出て別荘がある東部デラウェア州に向かった。バイデン大統領は8日には大規模な水害に見舞われた南部ケンタッキー州を訪れることにしている。
先月21日に陽性が確認されたバイデン大統領はいったん検査で陰性が確認されるも30日に再び陽性になりホワイトハウス内で隔離をしながら執務を続けてきた。
ペロシ下院議長・訪台・中国が強く反発(8月3日)
米国・ペロシ下院議長は中国が強く反発する中で台湾訪問に踏み切った。
ペロシ議長は2日、訪問に合わせてワシントンポストに寄稿した。「中国共産党が台湾を脅かすのを黙って見ているわけにはいかない」と訪問の理由を説明。またロシアによるウクライナへの軍事侵攻にも触れ「米国と同盟国は専制主義に決して屈しないと明らかにしなければならない」としている。
中国に厳しい姿勢を示し台湾への支持を打ち出すとともにウクライナ情勢のように力による現状変更を台湾で許してはならないとの考え。...
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米国・ペロシ下院議長は中国が強く反発する中で台湾訪問に踏み切った。
ペロシ議長は2日、訪問に合わせてワシントンポストに寄稿した。「中国共産党が台湾を脅かすのを黙って見ているわけにはいかない」と訪問の理由を説明。またロシアによるウクライナへの軍事侵攻にも触れ「米国と同盟国は専制主義に決して屈しないと明らかにしなければならない」としている。
中国に厳しい姿勢を示し台湾への支持を打ち出すとともにウクライナ情勢のように力による現状変更を台湾で許してはならないとの考え。
中国は強く反発する。習近平国家主席にとって台湾統一は悲願。米国大統領権限を継承する順位2位の要職が訪問し米国の関係強化が打ち出される。
習主席はバイデン大統領との電話会談で台湾への干渉をやめるよう警告。秋の共産党大会で党のトップとして異例の3期目入りを目指しているが強い指導者を示すため弱腰な態度は取れない。対抗措置として台湾に対し軍事的威圧を強めるとみられる。
バイデン政権は過去にも下院議長が問題なく台湾訪問しているなどとして過剰反応すべきではないとの立場。
ペロシ下院議長の台湾訪問計画は最初、英国・フィナンシャルタイムズが報じた。米国・FOXニュースはホワイトハウスが訪問を辞めさせるためにリークしたが戦略は間違いだったと伝えている。
中国は強く反発し結果、ペロシ下院議長が訪問を取りやめれば中国の圧力に屈したとの印象を与えない状況になった。ホワイトハウスは「議長自身の判断で行うものだ」と繰り返し一定の距離を置いている。
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米国・ロシア外相が電話会談・ウクライナ侵攻後・初(7月30日)
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって以来、初めてとなる米国とロシアの外相による電話会談が行われた。
米国のブリンケン国務長官は、ロシアのラブロフ外相との会談で「ウクライナから小麦などの輸出が滞っている問題を取り上げた」としたうえで、輸出再開に向けて合意した取り決めを順守するよう呼びかけたことを明らかにした。
また「ロシアがウクライナの領土を併合する計画を進めている」と指摘し、「このような計画は認められないと明確に伝えた」と述べた。...
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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって以来、初めてとなる米国とロシアの外相による電話会談が行われた。
米国のブリンケン国務長官は、ロシアのラブロフ外相との会談で「ウクライナから小麦などの輸出が滞っている問題を取り上げた」としたうえで、輸出再開に向けて合意した取り決めを順守するよう呼びかけたことを明らかにした。
また「ロシアがウクライナの領土を併合する計画を進めている」と指摘し、「このような計画は認められないと明確に伝えた」と述べた。
一方ロシア外務省によると、ラブロフ外相は「軍事作戦の目標は完全に達成されると強調した」としている。その上で「米国とNATO(北大西洋条約機構)がウクライナに継続的に武器を供与することで戦闘を長期化させ、犠牲者を増やしている」と主張したという。世界の食料安全保障については、ロシア産の農産物などの輸出に向けた制裁の解除を求めたものと見られる。
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米国バイデン大統領・対面での執務再開(7月27日)
新型コロナウイルスに感染していた米国のバイデン大統領は検査で陰性が確認されたとして対面での執務を再開した。
米国のバイデン大統領は今月21日、新型コロナの検査で陽性と確認され、ホワイトハウス内で隔離したうえで執務を続けていた。バイデン大統領の主治医は27日、発熱がないなど症状がほぼなくなったうえ前日の夜と当日の朝に行った抗原検査で陰性が確認されたとして隔離を終えると発表した。
対面での執務を再開したバイデン大統領は会見を開き、4回目のワクチン接種を済ませていたことや重症化を防ぐための薬を服用したことを挙げ、回復は早かったと強調した。...
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新型コロナウイルスに感染していた米国のバイデン大統領は検査で陰性が確認されたとして対面での執務を再開した。
米国のバイデン大統領は今月21日、新型コロナの検査で陽性と確認され、ホワイトハウス内で隔離したうえで執務を続けていた。バイデン大統領の主治医は27日、発熱がないなど症状がほぼなくなったうえ前日の夜と当日の朝に行った抗原検査で陰性が確認されたとして隔離を終えると発表した。
対面での執務を再開したバイデン大統領は会見を開き、4回目のワクチン接種を済ませていたことや重症化を防ぐための薬を服用したことを挙げ、回復は早かったと強調した。
その上でバイデン政権下ではワクチン以外にも検査キットや感染した際に重症化を防ぐための薬が無料で提供されるようになったとして国民に改めて利用するよう呼びかけた。
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米国・ロシア外相と電話会談へ(7月27日)
米国・ブリンケン国務長官は27日、ワシントンで記者会見を開き、“ロシアのラブロフ外相と近日中に話すことになる”と述べ、近く電話会談をすると明らかにした。
その上で、ロシアで違法薬物を所持していたとして2月に拘束された米国女子プロバスケ選手と、スパイ活動をしていたとして4年前に拘束された元海兵隊員の男性の解放に向け話し合うとしている。
また、ロシア軍による封鎖でウクライナの港から小麦などの輸出が滞る問題を取り上げる考えを明らかにした。...
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米国・ブリンケン国務長官は27日、ワシントンで記者会見を開き、“ロシアのラブロフ外相と近日中に話すことになる”と述べ、近く電話会談をすると明らかにした。
その上で、ロシアで違法薬物を所持していたとして2月に拘束された米国女子プロバスケ選手と、スパイ活動をしていたとして4年前に拘束された元海兵隊員の男性の解放に向け話し合うとしている。
また、ロシア軍による封鎖でウクライナの港から小麦などの輸出が滞る問題を取り上げる考えを明らかにした。米国とロシアの外相会談は、ウクライナへの軍事侵攻開始以降初めて。
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