プーチン大統領を守る訪問者用消毒トンネル(2020/06/17)
ロシア国営テレビによると、ウラジミール・プーチン大統領は、官邸訪問者を消毒剤を噴霧するトンネルに通すことで、新型コロナウィルス感染から身を守ろうとしている。
6月17日付英国
『ガーディアン』(ロイター通信引用)は「ウラジミール・プーチンをコロナウィルスから守る消毒トンネル設置」との見出しで以下のように報道している。
ロシアのウラジミール・プーチン大統領を新型コロナウィルス感染から守るため、モスクワ以外からの官邸訪問者全員を通すための特別な消毒トンネルが設置されたと、国営RIAノーボスチ通信社が伝えた。
この特殊なトンネルは、ペンザにあるロシア企業が製造、モスクワ郊外のノボ・オガリョの大統領官邸に設置された。...
全部読む
6月17日付英国
『ガーディアン』(ロイター通信引用)は「ウラジミール・プーチンをコロナウィルスから守る消毒トンネル設置」との見出しで以下のように報道している。
ロシアのウラジミール・プーチン大統領を新型コロナウィルス感染から守るため、モスクワ以外からの官邸訪問者全員を通すための特別な消毒トンネルが設置されたと、国営RIAノーボスチ通信社が伝えた。
この特殊なトンネルは、ペンザにあるロシア企業が製造、モスクワ郊外のノボ・オガリョの大統領官邸に設置された。
公開された映像によると、マスクをした人がトンネルを通るよう促され、天井やサイドから消毒液の噴射を受けている。この消毒剤は、服の表面や露出した上半身の肌を覆う安全な液体だと説明している。
ドミトリー・ペスコフ報道官は4月、プーチン氏に直接面会する人は皆、ウィルス検査を受けたと述べており、また5月には自身の感染を発表していた。
ロシアの感染者は50万人、検査体制が整っている事もあり、ブラジル、米国に次ぎ3番目に多い。
6月16日付米国『ニューヨークポスト』は「コロナウィルスから身を守るウラジミール・プーチンの独自の消毒トンネル」との見出しで以下のように報道している。
プーチン大統領がコロナ対策で官邸訪問者が通るための消毒トンネルを設置したという。RIAがツイッターに投稿した映像を公開。
しかし、WHOは5月、人への消毒剤噴霧はどんな場合でも推奨しないとしている(トンネルや部屋、ホールなど)。身体的にも心理的にも害となり、感染者からの感染拡大リスクを下げる効果はない」としている。
プーチン大統領がモスクワの病院からコロナ患者治療の様子を中継した際に同行したロシア人医師も3月に感染が判明していた。
今週初め、プーチン氏が国営放送に出演し、「我々はかなり手際よく、この新型コロナウィルスから立ち直りつつあり、死者数は最小限に留めている。だが、米国では状況が違う。」と、コロナ対策で米国より上手く対処したと自負していた。
閉じる
米大統領選挙:急速に支持を上げている民主党のサンダース氏(2020/02/27)
米大統領選挙の予備選挙で、最新の世論調査によると、民主党有権者の間で、先月まで優勢だったバイデン前副大統領を抜き、バーニー・サンダース氏への期待が高まっているという。
2月26日付
『ロイター通信』は「サンダースはトランプに勝てるのか?民主党有権者の間で支持拡大」との見出しで以下のように報道している。
バーニー・サンダース氏以外の民主党候補者らは、民主社会主義者を自称する候補擁立を警戒すべきとするが、トランプ再選を阻止する候補として、民主党支持の有権者の間ではバーニー・サンダース氏への期待が高まっている。
先週ネバダ州で行われた様々な世代、人種、イデオロギーからの支持を得たコーカスでのサンダース氏の活躍を、民主党候補らが牽制し、サウスカロライナ州の討論会ではサンダース氏が党候補に相応しいか否かを中心に熱議論が展開された。...
全部読む
2月26日付
『ロイター通信』は「サンダースはトランプに勝てるのか?民主党有権者の間で支持拡大」との見出しで以下のように報道している。
バーニー・サンダース氏以外の民主党候補者らは、民主社会主義者を自称する候補擁立を警戒すべきとするが、トランプ再選を阻止する候補として、民主党支持の有権者の間ではバーニー・サンダース氏への期待が高まっている。
先週ネバダ州で行われた様々な世代、人種、イデオロギーからの支持を得たコーカスでのサンダース氏の活躍を、民主党候補らが牽制し、サウスカロライナ州の討論会ではサンダース氏が党候補に相応しいか否かを中心に熱議論が展開された。
しかし、最新のロイター・イプソス世論調査では、サンダース氏の勢いが増している。アイオワ州では、ほぼ当選、ニューパンプシャーでは僅差で当選の予測が出ており、ネバダでの決定的勝利で、民主党有権者の信頼が増した。
先週行われた民主党無党派層への調査では、26%がトランプに対抗できる候補として、サンダース氏が最も有力だと思うと回答している(ブルームバーグ氏は20%、バイデン前副大統領は17%)これは前月の調査で、7%がバイデン氏を有力だとし、17%しかサンダース支持派がいなかった時とは大きな違いである。
ネバダ州のコーカスでは、サンダース氏は過半数のラティノ有権者の支持を獲得。一方、目立ったのは黒人層や65歳以上で、バイデン氏支持は堅調だったことだ。だがそれも変わる可能性があり、前述の調査では、初めて黒人層でサンダース氏はバイデン氏を上回っている。
3日後のスーパーチュースデーで、大部分の代議員を獲得できるとサンダース氏には非常に有利となる。討論でサンダース氏は、彼への最大の誤解は、過激思想ではないということだと主張。キルスティン・ギリブランド上院議員は、これまでバーニーは選挙キャンペーンで情熱を示せているとしている。
同日付米国『ニューヨークポスト』は「ドナルド・トランプがバーニー・サンダースを7ポイントリード、ラスムッセン世論調査より」との見出しで以下のように報道している。
最新のラスムッセン世論調査では、トランプ大統領の成果を評価するとの回答が51%、一方支持しないは48%となった。また、今仮に大統領選挙が行われた場合には、トランプがサンダース氏を下すことを示す結果となった。
大統領選挙で投票する候補として、サンダース氏は43ポイントで、50ポイントのトランプに及ばず、7%の回答者どちらに投票するか未定と回答した。また、トランプ氏は共和党員の84%を獲得。サンダース氏は民主党員の75%を獲得(民主党員の22%はトランプを支持すると回答)
サンダース氏は黒人層で6割を獲得、だが、白人層、マイノリティ、男性ではトランプ支持が上回った。
閉じる
その他の最新記事