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【Globali】
 

中国外交部、ポンペオ発言を非難 ~中国のコロナウィルスとの闘いは?~

 26日に行われた中国外交部の定例記者会館で、耿爽報道官は25日に行われたG7外相会議で米国のポンペオ国務長官が、新型コロナウィルスを「武漢ウィルス」とよび、中国が偽情報を流している、と発言したことに対し次のように非難した。

 中国は新型コロナウィルスが発生して以来、全面的で、徹底的な、厳格な措置をとり、世界のコロナウィルスとの闘いに大きな貢献をしてきた。中国は終始情報を公開し、G7を含む各国や国際機関に情報を提供してきた。米国は自国の惨状から国民の目をそらさせ、矛盾を中国に転嫁しようとしている、として米国を非難した。

 G7外相会議では、ポンペオ国務長官が中国非難を撤回しなかったことなどから、共同声明を出すことができなかった。...

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中国がコロナとの闘いの救世主に?

中国は今やコロナウィルスとの闘いに勝利したと自信を見せ始めている。習近平主席はイランや韓国、さらにはEU委員長にまでお見舞いの電話をかけ、イタリアには医療チームを派遣した。さらに12日には国連のグレーテス事務総長に電話をかけ「中国国民は艱難の末、コロナウィルスの闘いで貴重な経験を積み、世界に貢献している」とまで語っている。

確かに新たな感染者は、14日には武漢で4人であり、他の地域では16人の感染者が発生したが、いずれも国外から入国した人であった。また退院者1335人で、退院者は累計で6万6911人となっている。

  『人民日報』には1月7日に習近平主席が出したとされる防疫体制に関する指示から、3月12日の国連事務総長への電話まで習近平主席の防疫体制への奮闘ぶりを時系列で並べ、学習するように指示している。

  さらに最近では「新型コロナウィルスの起源は武漢とはいえないのではないか」と発信し始め、ツイッターでの発信で公式な発言ではないものの、外務省の趙立堅報道官が、「米軍が中国に持ち込んだものだ」とまで述べていた。...

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