【Globali】
4日はコロナ犠牲者哀悼の日(2020/04/04)国務院は、4月4日をコロナウィルスと戦い、犠牲になった人々の哀悼を捧げる日とすると3日に発表した。4日には全国と海外各地の大使館・領事館は半旗を掲げ、全国の娯楽活動を停止する。10時より3分間の黙祷を行い、自動車や汽船は警笛を鳴らし、哀悼の意を表すこととする。 いつもは赤字で書かれている『人民日報』の表題も黒字で書かれ、紙面はモノトーンとなっている。「哀悼の日」を設けることによって、コロナウィルスとの戦いが終わったという宣言のようである。3日に新たに発症した患者数は19人で、うち湖北省で1人、あとの18人は海外から来た人であったと発表されている。確かにこの数字を見れば、終息しているように見えるが、習近平主席が湖北省を視察した後に、患者数が激変したことに違和感を覚えずにはいられない。 中国外交部、ポンペオ発言を非難 ~中国のコロナウィルスとの闘いは?~(2020/03/27) 26日に行われた中国外交部の定例記者会館で、耿爽報道官は25日に行われたG7外相会議で米国のポンペオ国務長官が、新型コロナウィルスを「武漢ウィルス」とよび、中国が偽情報を流している、と発言したことに対し次のように非難した。
中国は新型コロナウィルスが発生して以来、全面的で、徹底的な、厳格な措置をとり、世界のコロナウィルスとの闘いに大きな貢献をしてきた。中国は終始情報を公開し、G7を含む各国や国際機関に情報を提供してきた。米国は自国の惨状から国民の目をそらさせ、矛盾を中国に転嫁しようとしている、として米国を非難した。
G7外相会議では、ポンペオ国務長官が中国非難を撤回しなかったことなどから、共同声明を出すことができなかった。...
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