米テキサス州の小学校で銃乱射事件(2022/05/25)
バイデン米大統領がアジア歴訪を終えた24日、南テキサス州の小学校で21人が死亡する銃撃事件が起きており、銃規制議論に拍車がかかるとみられる。ホワイトハウスのジャンピエール報道官によると、 バイデン氏は大統領専用機で事件の報告を受けたという。米国では昨年、銃乱射事件が61件と急増、過去20年でも最も多くなっているという。
5月24日付米
『NYポスト』:「テキサスの小学校銃撃事件は銃ロビーの責任、新法の必要性訴える」:
バイデン大統領は24日、テキサスの小学校で児童18人と大人2名が死亡した銃撃事件発生を受け、銃ロビーに責任があるとし、新たな銃規制法の必要性を訴えた。韓国と日本への訪問を終えた同氏は、大統領専用機内で事件の報を受けたという。
24日夜9時に行われたホワイトハウスでの演説でバイデン氏は、「コネティカット州サンディフック小学校で26人が死亡した際ここに立ってから10年だ。...
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5月24日付米
『NYポスト』:「テキサスの小学校銃撃事件は銃ロビーの責任、新法の必要性訴える」:
バイデン大統領は24日、テキサスの小学校で児童18人と大人2名が死亡した銃撃事件発生を受け、銃ロビーに責任があるとし、新たな銃規制法の必要性を訴えた。韓国と日本への訪問を終えた同氏は、大統領専用機内で事件の報を受けたという。
24日夜9時に行われたホワイトハウスでの演説でバイデン氏は、「コネティカット州サンディフック小学校で26人が死亡した際ここに立ってから10年だ。その後も学校での発砲事件が900件が発生した。映画館や教会、10日前のNYのスーパーでの事件も入れると、実にもう十分だ。我々は行動せねばならない。全ての悲劇を防ぐことはできないが、規制法に効果があることは明白だ。1994年の銃砲規制法により犯罪は減少したが、2004年の失効後、事件は3倍に倍増した」と述べた。
カマラ副大統領もこれに先だち、ワシントンで開かれたアジア太平洋圏議会研究所(APAICS)で、「この様な悲劇を繰り返さないため行動を起こす勇気を持つべきだ」などと訴えた。 しかし、銃規制法の改正は進んでおらず、ほとんどの法案可決には、民主党の50議席に対し、60票が必要となる。
先月バイデン政権は、匿名性で人気のゴーストガン(幽霊銃)の規制に動くとしていた。国会で銃政策法が通過するのは非常に稀であり、規制法による改正がほとんどとなっている。2018年のトランプ前政権では、ラスベガスで起きた銃撃事件をきっかけに、半自動ライフル銃が規制された。
バイデン氏は、ミネアポリスの警官による黒人殺人事件から2周年となる25日、警察への軍備搬入や不正登記に関する新たな規制を発表する予定。
5月25日付『ロイター通信』:「バイデン氏:国民に行動を促すも具体策に触れず」:
24日テキサス州の小学校で銃乱射事件が起きたのを受け、バイデン大統領は、銃ロビー団体に対抗し、議会で銃関連法を通過させるよう国民に訴えた。
当局によると、容疑者の18歳の男は、祖母に発砲した後、ライフル銃二丁を持ち、昼前後にサンアントニオの西方80マイルにあるユバルディの小学校に向かい発砲したという。容疑者は警官に打たれ既に死亡している。
バイデン氏は、この日の夜、国民に行動を呼びかけたが、 具体的な行動や特定の政策ついては言及されなかった。
米国ではこのような発砲事件があると、デモ活動や民主党議員が行動を訴える光景はこれまでも見られていたが、他国のような国家的な銃所有者確認制度は、共和党の強い抵抗により実現されていない。
今週の連邦捜査局(FBI)の発表によると、米国では昨年、銃乱射による事件が61件発生、前年から急増し過去20年でも最も多い。政権発足以来最も低い支持率となっている今、今回の事件はインフレやウクライナ危機と並び、銃規制を公約に掲げていたバイデン政権への痛手となる。10日前にニューヨークのスーパーで起きた銃乱射事件でも対応を迫られいたが、その圧力に尚一層拍車がかかるとみられる。
スイスの調査機関「Small Arms Survey」によると、米国は、世界で最も銃に頼った国であり、共和党支持派の多い田舎の町では銃の保有率が高く、上院議会で過半数を得るのが難しくなっている。
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南北会談にスイス時代の思い出メニュー(2018/04/25)
今月27日に軍事境界線にある板門店で、韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による南北首脳会談が行われる予定であるが、その晩餐会では、平壌冷麺や伝統焼酎に加え、金氏のスイス留学時代にちなんだスイス料理も振る舞われる予定だという。
4月24日付米国
『NYポスト』(ロイター通信引用)は「首脳会談の会食に金正恩のスイス寮時代のものを」との見出しで以下のように報道している。
韓国大統領府によると、スイスのロスティを韓国風にしたものが金曜の首脳会談で振る舞われるという。フライドポテトは金氏のスイス留学時代を思い出させる一品。文大統領には、釜山での学生時代を思い起こさせる海魚(マトウダイ)が振る舞われるという。
またその他に平壌風冷麺も振る舞われる予定。...
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4月24日付米国
『NYポスト』(ロイター通信引用)は「首脳会談の会食に金正恩のスイス寮時代のものを」との見出しで以下のように報道している。
韓国大統領府によると、スイスのロスティを韓国風にしたものが金曜の首脳会談で振る舞われるという。フライドポテトは金氏のスイス留学時代を思い出させる一品。文大統領には、釜山での学生時代を思い起こさせる海魚(マトウダイ)が振る舞われるという。
またその他に平壌風冷麺も振る舞われる予定。玉流館は中国にも支店がある平壌冷麺の有名店で、同店の料理長を会談の行われる板門店に派遣する。また、ワインや北朝鮮を起源とする韓国の伝統焼酎も添えられる予定。
北朝鮮は金氏がスイスで教育を受けたとは認めていないが、元級友や教師が彼がいたことを証言しており、スイスの地元各紙も金氏が偽名で学生をしていたと報道している。
同日付英国『テレグラフ』は「首脳会談で韓国が金正恩にスイスのロスティを振る舞う」との見出しで以下のように報道している。
人の心をつかむにはまず胃袋をつかむことだと人は言う。そこで金曜の首脳会談では、北朝鮮の金正恩を子ども時代のスイスのポテト料理でもてなすのだという。
金氏は15~17歳(1998~2000年)をスイスで過ごしたとされる。スイスのポテト料理ロスティで、叔母と過ごした彼の甘い天真爛漫な子ども時代を思い起こしてほしいとの意図にある。妹も偽名でスイスに渡航し、バレエレッスンを受け、金氏はバスケットボールが好きだったという。
今回は2007年以来の両国首脳会談。韓国は歴史的会談の予行準備に余念がなく、特に非武装地帯の平和の家の最上階で開かれる予定の晩餐会には最大限の注意を払っている。
金氏が海外で教育を受けたことは韓国では公然の秘密で、このことが核開発に関する北朝鮮との交渉で有利に働くとの見方もされている。
故金正日氏と交渉したことのある鄭東泳(チョン・ドンヨン)元韓国統一相は今年2月、正恩氏が学生時代の海外経験の影響により、対話交渉に応じる可能性があると指摘している。「正恩氏はベルンの中学校に通い、ハーレーバイクでヨーロッパ中を旅行した経験があると言われる。その為、彼は海外になじみがあり、交渉出来る可能性があると思う」と述べていた。
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