【Globali】
英国のEU離脱大臣が、離脱協議最終案をEUに表明(2018/09/18)オーストリアのザルツブルクでの非公式なEUサミットを3日後に控えて、9月17日、ロンドンで新任の英国のEU離脱大臣、ドモニック・ラーブが記者会見に応じた。そこで、大臣は、英国EU離脱協議の最終案はまとまり、EU側に“ボール”を渡したので、協議の難局から抜け出すには、EU側が最後のステップを進めるしかないと述べた。
EU離脱大臣、ドミニック・ラーブ氏は44才で、前任のデイビッド・デイビス氏がテレサ・メイ首相の提唱している離脱後のEUとの通商関係”チェッカー・プラン”に反対して辞任した後を受けて7月に現職に任命されている。
ドミニック・ラーブ氏は、EU離脱大臣に任命される以前は、EU完全決別を目指すEU離脱強硬派で知られていたが、大臣となってからは、EUとの厳しい交渉の末、メイ首相のチェッカー・プランに同調するに至った。...
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