シャーロットビル（米・バージニア州）で白人至上主義者とその反対派が衝突して死傷者を出した事件を受けて、バラク・オバマ氏（米国前大統領）のツイートが、8月16日の時点で史上最多の「いいね」を獲得したとTwitter社が発表した。
オバマ氏は、人種隔離政策アパルトヘイトの排除運動に尽力したネルソン･マンデラ氏（南アフリカ元黒人大統領）の自叙伝「自由への長い道」から次の言葉を引用。
肌の色や出自や信仰の違う他人を、憎むように生まれついた人間などいない。
（No one is born hating another person because of the color of his skin or his background or his religion.）
さらに、オバマ氏がベセスダ（米・メリーランド州）の養護施設を訪問したときの写真を添えた。...
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オバマ氏は、人種隔離政策アパルトヘイトの排除運動に尽力したネルソン･マンデラ氏（南アフリカ元黒人大統領）の自叙伝「自由への長い道」から次の言葉を引用。
肌の色や出自や信仰の違う他人を、憎むように生まれついた人間などいない。
（No one is born hating another person because of the color of his skin or his background or his religion.）
さらに、オバマ氏がベセスダ（米・メリーランド州）の養護施設を訪問したときの写真を添えた。写真では、黒人と白人を含む4人の幼児をオバマ氏が窓の外から笑顔で見つめる様子が示されている。
このツイートは、グリニッジ標準時16日午後1時（日本時間同日午後10時）の時点で、320万件の「いいね」を獲得。リツイート数も130万回に及んだ。「いいね」獲得数としては、米国歌手アリアナ・グランデさんが今年5月にマンチェスター（イギリス）のコンサート会場で発生した自爆テロ攻撃を受けてツイートした「心の底からとても残念に思います。言葉になりません」（Broken. From the bottom of my heart, I am so so sorry. I don’t have words.）や、米国コメディアンのエレン・デジェネレスさんが2014年のアカデミー賞授賞式で自撮りした写真を抜いて史上最多となった。
シャーロットビルでは12日、南北戦争で南部連合軍を指揮したロバート・Ｅ・リー将軍像の撤去をめぐり集会を行っていた白人至上主義者らが対抗デモを開いた人々と衝突。対抗デモ隊の中にネオナチと思われる男性（20歳）が車で突っ込み、女性1名が死亡、19名が負傷している。
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