【Globali】
大気汚染に悩むインド-新年祝祭時の爆竹を禁止(2017/10/10)日本では近年、中国の大気汚染がよく話題になることが多い。しかし、米国の健康影響研究所(HEI)の調査によると、2015年には世界中の大気汚染に起因する死者420万人の半数以上は、インドと中国が占めている。
昨年11月、ニューデリーでは、過去20年の中で最悪の大気汚染を経験し、学校閉鎖の為、約100万人の子供たちが自宅待機を余儀なくされ、数千人の労働者が病院で症状を訴え、マスクを販売している店の外には行列ができた。車の排気ガスや建設現場からの粉塵、爆竹や近隣州での農場でのたき火が起因していると見られている。
そこでインドの最高裁判所は、昨年のような深刻な大気汚染の再発を防ぐため、ヒンズー教の新年のお祝であり、一年で一番大きなお祭りであるディワリに先立ち、一時的に首都とその周辺での爆竹の販売を禁止した。...
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