また、フランス大物女優のイザベル・アジャーニは、10月15日付けのフランス紙「Le Journal Du Dimanche」で、フランス映画界でも全く同じことが起こっていると発言した。アジャーニ氏は、フランス映画界では、それがより陰険であると指摘。「フランスでは、Galanterie(女性に対する親切さ)、Grivoiserie(下ネタ)、Goujaterie(卑劣な言動)の3つの「G」があるが、誘惑ゲームを口実に、親切から始まり最後は暴力に移っていくことは、ハラスメントを行う人やストーカーが用いる武器の一つだ」とのこと。
そして、女性側もこうしたやり取りに自ら参加しているのが文化の一部なのだという考え方がはびこっているとのこと。しかし、アジャーニ氏曰く、「女性が役を獲得するために、自らを魅力的に見せるのは、性的暴行を受けるためではない」。