この「スマート・ディパーチャー」は事前登録は不要で、出国審査の時間を大幅に短縮することが可能となった。
この「スマート・ディパーチャー」の対象は、日本を含む世界74カ国のICチップ入りのパスポート所有者で、かつ年齢が11才以上の外国人出国者である。
「スマート・ディパーチャー」の手順は、以下のとおりである。
1.入国の際指定されたゲートを通り、自動カウンターに進み、顔撮影する機械による「顔登録を行ない、パスポートの写真との一致が確認されれば、入国できる。...
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この「スマート・ディパーチャー」は事前登録は不要で、出国審査の時間を大幅に短縮することが可能となった。
この「スマート・ディパーチャー」の対象は、日本を含む世界74カ国のICチップ入りのパスポート所有者で、かつ年齢が11才以上の外国人出国者である。
「スマート・ディパーチャー」の手順は、以下のとおりである。
1.入国の際指定されたゲートを通り、自動カウンターに進み、顔撮影する機械による「顔登録を行ない、パスポートの写真との一致が確認されれば、入国できる。
2.出国の際も指定されたゲートを通り、「スマート・ディパーチャー」と表示されたゲートにおいて、パスポートの写真、入国時点の写真、出国時点の写真との照合が行われ、照合がOKとなれば出国完了となる。
ただし、帽子やマスク、メガネ、美容整形等などで、顔の判別が困難な場合は、税関職員による通常の出国審査となる。
尚、香港ID保持者については、これまで通り「e-channel」(自動ゲート)での指紋認証での入出国となり、「スマート・ディパーチャー」の利用はできない。
また、香港税関職員によると、「顔認証システムは、既に他の国際空港でも採用されており、その精度は99%を超えている。」とのことである。
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