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【Globali】
トランプ大統領の「失脚ネタ」を求める新聞広告、11億円の賞金も(2017/10/17)
『AFP』など英文メディアは15日に出された全面広告について取り上げて報じている。それは米男性誌 『ハスラー』を創刊した大物実業家ラリー・フリント氏が 『ワシントン・ポスト』に出稿したもので、トランプ米大統領の失脚につながる大スキャンダルの提供者に1000万ドル(約11億円)の賞金を支払うという内容だった。
紙面の一ページ全面に出されたその広告には弾劾する理由となる6つの告訴状も掲載されている。その内容として「根拠のないでたらめな情報の拡散」「近親者を政府主要のポジションに不正につけていること」などが挙げられている。
紙面上のフリント氏のコメントでは「トランプ氏の周りにいる金持ち連中からの密告には期待していないが、1000万ドルが大金だと考える人は多いはずだ。私はちゃんと全額支払うつもりだ。...
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紙面の一ページ全面に出されたその広告には弾劾する理由となる6つの告訴状も掲載されている。その内容として「根拠のないでたらめな情報の拡散」「近親者を政府主要のポジションに不正につけていること」などが挙げられている。
紙面上のフリント氏のコメントでは「トランプ氏の周りにいる金持ち連中からの密告には期待していないが、1000万ドルが大金だと考える人は多いはずだ。私はちゃんと全額支払うつもりだ。」とした。広告にはホットラインの電話番号とメールアドレスも記載されており、今後2週間は平日朝8時半から午後6時までスタッフが対応するという。
フリント氏がこのように政治家の失脚を狙って賞金を出すというのは今回が初めてではない。2012年に当時共和党の大統領候補だったミット・ロムニー氏の納税申告書の件で100万ドルの賞金を市民に提案した。また、2007年にも当時の議会議員や政治家の不倫行為に関する証拠を求めて賞金を出すと紙面に広告を載せている。
フリント氏は「弾劾することは大変で、物議をかもすことになるだろうが、このまま不安定なトランプ政権を3年間放置することはもっとひどい。私はこうすることに愛国心的義務、そして全アメリカ国民の義務を感じている。手遅れになる前にトランプ氏を引き摺り下ろすことに義務を感じているのだ。」とコメントを残している。
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