アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ警察は、10月15日、ロシアのドローンメーカーである「ホバー・サーフ」が開発・作成した空飛ぶバイク「スコーピオン3」の試験飛行を行った。
ドバイ警察は、2020年までに、「スコーピオン3」を導入する計画である。また、ホバー・サーフ社の最高経営責任者は、フェイスブックで、ドバイで「スコーピオン3」を大量生産する覚書に署名したことを明かした。
この空飛ぶバイク「スコーピオン3」は、1人乗りのドローン型バイクで、前後左右に4枚の回転翼を有し、中央に運転席が取り付けられている。
地表5メートルを走行し、最高速度は時速43マイル(69キロ)で、1回の充電で約25分間の飛行が可能である。...
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ドバイ警察は、2020年までに、「スコーピオン3」を導入する計画である。また、ホバー・サーフ社の最高経営責任者は、フェイスブックで、ドバイで「スコーピオン3」を大量生産する覚書に署名したことを明かした。
この空飛ぶバイク「スコーピオン3」は、1人乗りのドローン型バイクで、前後左右に4枚の回転翼を有し、中央に運転席が取り付けられている。
地表5メートルを走行し、最高速度は時速43マイル(69キロ)で、1回の充電で約25分間の飛行が可能である。
また、最大搭載重量は、600ポンド(470キロ)である。
さらに、操縦者なしで飛行させることもできる。
加えて、「スコーピオン3」は、カメラも搭載されており、360度のパノラマ撮影が可能である。その撮影された写真は、警察の監視センターに直接送信される。
「スコーピオン3」導入の目的は、交通渋滞時の監視や人命救助であり、犯人の追跡等は想定していないようである。
一方、「スコーピオン3」の公式サイトでは、「バイクに乗るのと同じような感覚で空を飛びたいと思いませんか?」として既に先行予約の受付を行っている。
しかし、現時点において、価格は公表されていない。ちなみに、1台あたりの製作コストは15万USドル(日本円で1680万円)とのことである。
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