西大西洋沖で行われている今回の演習には「ロナルド・レーガン」「ニミッツ」「セオドア・ルーズベルト」といった米国の原子力空母3隻もが参加している。米国が空母3隻を参加させたのは2007年以来10年ぶりとなる。また韓国軍からも駆逐艦3隻を含む船艦7隻が参加。
今回の演習はドナルド・トランプ米大統領が就任以来初めてのアジア歴訪中に行われることになった。先週韓国の国会で演説した際に、北朝鮮に対し長距離弾道ミサイルの試験発射を止め、非核化を受け入れるよう主張していた。...
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西大西洋沖で行われている今回の演習には「ロナルド・レーガン」「ニミッツ」「セオドア・ルーズベルト」といった米国の原子力空母3隻もが参加している。米国が空母3隻を参加させたのは2007年以来10年ぶりとなる。また韓国軍からも駆逐艦3隻を含む船艦7隻が参加。
今回の演習はドナルド・トランプ米大統領が就任以来初めてのアジア歴訪中に行われることになった。先週韓国の国会で演説した際に、北朝鮮に対し長距離弾道ミサイルの試験発射を止め、非核化を受け入れるよう主張していた。さらにトランプ氏は「北朝鮮が持っている武器はあなた方を安全にするものではない。政権を重大な危機にさらしてしまうものだ。」と述べた。
一方北朝鮮の慈成男(チャ・ソンナム)国連大使は、国連事務総長のアントニオ・グテレス氏に対する書簡で今回の演習に関して「朝鮮半島周辺で最悪の状況を作り出している」と訴えた。慈氏は米国の爆撃機が飛来していることにも言及して「アメリカがわが国を押さえ込むために他国と連携して年中休みなく実施している大規模な核戦争演習や脅迫をみれば我々がとってきた選択は正しかったという一つの結論が出る。そして我々は最後までこの道を進んでいく。」と述べた。
慈氏はグテレス氏に、国連の安全保障理事会と総会で送った書簡を回覧するように依頼した。さらに国連憲章99条の権限の下、国際社会の平和と安全を脅かすアメリカの核武装演習によってもたらされる危険に安全保障理事会の注目を集めるよう依頼したという。
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