米上院公聴会で証言したザッカーバーグＣＥＯは、同社はソーシャルネットワークを操作しようと意図するロシアと常に軍拡競争をしていると洩らした。

同氏は、「これは軍拡競争だ。ロシアは技術を向上し続けている」とし、また同社が、ロシアによる2016年の米大統領選干渉疑惑を捜査するロバート・モラー特別検察官に協力していること事も明かした。...

米上院公聴会で証言したザッカーバーグＣＥＯは、同社はソーシャルネットワークを操作しようと意図するロシアと常に軍拡競争をしていると洩らした。

同氏は、「これは軍拡競争だ。ロシアは技術を向上し続けている」とし、また同社が、ロシアによる2016年の米大統領選干渉疑惑を捜査するロバート・モラー特別検察官に協力していること事も明かした。

また、「ロシアにはインターネット上等のシステムを自分たちの利益のために利用することを生業とする人々がいる。その対策のための投資が必要だ。」とし、フェイクアカウントを検出するツールを開発中だという。

同社への規制の必要性への議員からの追及に対しては、妥当性が示されるならば規制を受け入れると述べている。

同日付『ＡＢＣ豪州』は「マーク・ザッカーバーグＣＥＯ、国会証言でFacebookはロシアとの”軍拡競争”をしていると発言」との見出しで以下のように報道している。

ザッカーバーグ氏は、上院司法・商業科学運輸委員会で証言。「Facebookは十分な責任を果たしていなかった。今後は変えるつもりだ。我々は、選挙に介入したり誤った情報を操作しようという悪意を持ったフェイクアカウントを認識できるＡＩツールを開発した。ロシアにはインターネット上等のシステムを自分たちの利益のために利用することを生業とする人々がいる。彼らは技術を高めており、これに対抗するための投資が必要だ。」等と述べた。

また、今年末までに2万人以上をセキュリティ部門におき、監視すると述べている。