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【Globali】
米ワシントンで白人至上主義者が集会、反対派もそれに抗議(2018/08/13)
今月12日は、米バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者と人種差別反対派が衝突した日からちょうど1年だ。当時シャーロッツビルで、19世紀に南北戦争で奴隷制を支持した南部連合の将軍の像を撤去する計画があり、それに反対した白人至上主義が数百人、さらに抗議する差別反対派も多数集まったことで衝突。その際、男が反対派の群衆の中に車で突っ込み女性1名が死亡、複数の負傷者を出した。
1年後の今月12日はホワイトハウス近くの地下鉄駅からラファイエット公園まで右翼活動家らを中心に行進が行われた。...
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今月12日は、米バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者と人種差別反対派が衝突した日からちょうど1年だ。当時シャーロッツビルで、19世紀に南北戦争で奴隷制を支持した南部連合の将軍の像を撤去する計画があり、それに反対した白人至上主義が数百人、さらに抗議する差別反対派も多数集まったことで衝突。その際、男が反対派の群衆の中に車で突っ込み女性1名が死亡、複数の負傷者を出した。
1年後の今月12日はホワイトハウス近くの地下鉄駅からラファイエット公園まで右翼活動家らを中心に行進が行われた。主催者は当初400名ほどの参加者を見込んでいたが、その数はわずか20名ほどだった。それに対し差別反対派は、このイベントの数時間前から数百名が集まり、「憎悪もない、恐れもない、KKK(白人至上主義団体クークラックスクラン)はここでは受け入れない」と主張した。彼らは様々なプラカードを掲げ「恥を知れ」「私の街から出て行け」と声を上げたという。
シャーロッツビルの衝突では、警察が双方の隔離に失敗したために大きな騒動へ発展したなどと対応を非難された。そのため今回ワシントン警察は事前に周辺警備をかため、双方が近づかないようにした。ただ、白人至上主義者側の人数が予想以上に集まらなかったことに加え、開始1時間で雨が降ってきたこともあり大きな衝突はなく終了し、ワシントン警察によると逮捕者は1名だけだったと発表された。
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