カナダでは、嗜好品としての大麻が合法化された。未成年の使用や犯罪を防ぐ目的等によるものだという。様々な規制はあるものの、民間、政府系ショップやオンラインでの販売が17日から全国で開始された。販売初日は特に混乱は見られなかったという。今後は店舗やオンライン販売の供給量が問題となるとされている。米国では州によっては合法化されている。
10月17日付米国
『CNBC』は「カナダが大麻合法化大国へ、最も人気のマリファナ株」との見出しで以下のように報道している。
カナダで数カ月も検討されてきた合法化が実現。米国ではカリフォルニア州、マサチューセッツ州、メーン州、アラスカ州、コロラド州、ワシントン州、ネバダ州、バーモント州、オレゴン州で合法だが、主要7カ国(G7)G7では初の合法国となる。
水曜は、主要な大麻株が上昇した。...
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10月17日付米国
『CNBC』は「カナダが大麻合法化大国へ、最も人気のマリファナ株」との見出しで以下のように報道している。
カナダで数カ月も検討されてきた合法化が実現。米国ではカリフォルニア州、マサチューセッツ州、メーン州、アラスカ州、コロラド州、ワシントン州、ネバダ州、バーモント州、オレゴン州で合法だが、主要7カ国(G7)G7では初の合法国となる。
水曜は、主要な大麻株が上昇した。ティレー、キャノピー・グロースの他、オーロラカナビス が3大 人気株。医療大麻製薬会社のティレーはナスダックで6%と驚異的上昇。同じく医療大麻のキャノピー・グロースは、ニューヨーク株式市場で3.5%下落した。
ウォール街では、急激な上昇に懸念も広がる。合法大麻が生産面と流通面からどのように市場を動かすかが注目され、今後一年は予測不能とアナリストは分析している。
同日付カナダ『CBC』は「大麻合法化後、大手大麻株が売られる」との見出しで以下のように報道している。
娯楽目的の大麻が合法となり、水曜には多くのカナダの大麻企業の株は下落した。店舗とオンラインとも売上は上昇しているが、発売初日の投資家の反応は厳しいものとなった。
キャノピー・グロース株の下落について、アナリストは「短期的には売りは正解だ。大麻株は非常に不安定で、驚くことではない。だが、長期的には、期待できるが、勝者と敗者を見分けるのは困難」としている。
ここ数カ月で、アルコール販売企業が、大麻大手企業と提携を結ぶ動きがあった。コカコーラやモルソン・クアーズと提携する企業もあったという。だがこの動きも長期的に景気の良い話でもないという。
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