これにより、インドのシーク教の信者が、国境からパキスタン側、4kmの距離にあるシーク教の聖地でシーク教の創始者、ナナックの霊廟カルタルプールへの巡礼が容易になった。
イムラン・カーン首相は、「平和回廊」の開通式に際して、カルタルプールの多くの巡礼者に向かって、パキスタンはインドに対抗して核兵器を保有して敵対してきたが、これからはインドとの友好関係を深めたいと表明した。 パキスタンの外務大臣も「平和回廊」はインドに対する敬愛を表すメーセージとも表した
なお、インド政府はここ数十年来、インドの2100万人に及ぶシーク教信者のために、カルタルプールへの通行をビザの代わりに簡単な許可証で可能となるような手続きを要求してきた。...
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これにより、インドのシーク教の信者が、国境からパキスタン側、4kmの距離にあるシーク教の聖地でシーク教の創始者、ナナックの霊廟カルタルプールへの巡礼が容易になった。
イムラン・カーン首相は、「平和回廊」の開通式に際して、カルタルプールの多くの巡礼者に向かって、パキスタンはインドに対抗して核兵器を保有して敵対してきたが、これからはインドとの友好関係を深めたいと表明した。 パキスタンの外務大臣も「平和回廊」はインドに対する敬愛を表すメーセージとも表した
なお、インド政府はここ数十年来、インドの2100万人に及ぶシーク教信者のために、カルタルプールへの通行をビザの代わりに簡単な許可証で可能となるような手続きを要求してきた。
これに対して、パキスタン政府はシーク教創始者、ナナックの生誕550年に合わせて、巡礼路に橋と格子付きの柵を建設(「平和回廊」)が、年内に完成させるのでしばらくの猶予をしてくれるようにインド側に説明してきた経緯がある。
今回の「平和回廊」の開通は、パキスタンがインドに約束を果たしたことになり、インド側からもナレンドラ・モディ政権から2人のシーク教信者の大臣が開通式典に出席した。
しかし、政府間の高官の直接の対話はここでは行われず、インドの外務大臣によれば、インド国内でのパキスタン配下によるテロリストの活動が治まってから、パキスタンとの実質的な対話を始めたいという。
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