ウラジーミル・プーチン大統領は、御年66歳となっても、強いロシアの象徴たれと、真冬の冷水浴びから真夏の半裸での釣や狩りを行って、若さと強靱な肉体美をアピールしている。アイスホッケーもその一環で、この程アマチュア・リーグの試合に参戦し、8ゴールを奪った。ただ、最後に観衆に手を振ってリンクを去る際、レッドカーペットの端に足を取られ転倒してしまった。なお、同大統領は試合後、宿敵ドナルド・トランプ大統領の向こうを張ってか、（ゴルフではなく）アイスホッケーを通じての外交の有益性を強調している。

5月12日付米『ニューヨーク・ポスト』紙：「プーチン大統領、アイスホッケーリンクでのウィニング・ランの最中に転倒」

ウラジーミル・プーチン大統領（66歳）は5月10日、黒海沿岸のソチで行われたアイスホッケー・アマチュアリーグのエキシビション・マッチに参戦した。

“ナイト・ホッケー・リーグ”のアマチュア40歳以上で構成されたレジェンド・チームに参加したもので、背番号11の赤いユニフォームをまとい、8ゴールを上げた。...

5月12日付米『ニューヨーク・ポスト』紙：「プーチン大統領、アイスホッケーリンクでのウィニング・ランの最中に転倒」

ウラジーミル・プーチン大統領（66歳）は5月10日、黒海沿岸のソチで行われたアイスホッケー・アマチュアリーグのエキシビション・マッチに参戦した。

“ナイト・ホッケー・リーグ”のアマチュア40歳以上で構成されたレジェンド・チームに参加したもので、背番号11の赤いユニフォームをまとい、8ゴールを上げた。

ただ、試合終了後のウィニング・ランの最中に、観衆に手を振ってリンクを去る際、レッドカーペットの端に足を取られて転倒してしまった。

側にいた2人のホッケー・プレーヤーが急いで助け上げたために、大ごとにはならなかった。

なお、同チームには、セルゲイ・ショイグ国防相の他、北米プロアイスホッケーリーグNHLの往年の名選手だったビアチェスラフ・フェティソフ（61歳）、パーベル・ブレ（48歳）、アレクセイ・カサトノフ（59歳）、ビクトル・シャリモフ（68歳）も参加している。

同日付ロシア『スプートニク・インターナショナル』：「プーチン大統領、世界のリーダーを交えたプレーを通じて“ホッケー外交”の有益性を強調」

プーチン大統領は5月10日、ソチのボリショイ・アリーナで開催された、“ナイト・ホッケー・リーグ”のエキシビション・マッチに参戦した。

結果は、同大統領が参加したレジェンド・チームが、同大統領の8ゴールを含めて14対7で勝利した。

ただ、同大統領は試合後のコメントで、これはプーチン分隊ではなくホッケー・スタープレーヤーズ・チームだとした上で、勝ち負けより、ホッケー含めたスポーツを通じて、相互の信頼関係を構築することが重要だと強調した。

同大統領はかつて、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領（64歳）やフィンランドのサウリ・ニーニスト大統領（70歳）と一緒にプレーして、友好関係を深めている。