【Globali】
仏のトタール石油会社は、カシュガン油田の利権の一部売却を計画(2019/05/26)『ロイター通信』によると、銀行4社からの情報として、トタール国営石油会社はカザフスタンのカスピ海にあるカシャガン油田の開発利権の一部である40億ドル(=約4400億円)分を他社に売却し、新たな油田、ガス田開発投資に向けたい模様である。
ところで、このカシュガン油田は、一日の原油生産量が40万バーレルで、過去数十年の間に発見された中で最も大きな油田の1つと見做されてきた。一方、トタ―ル社は、現在まで、カシュガン油田の16.8%の利権を保持していた。
しかし、トタール社としては、カシュガン油田での自社利権分、90億ドル(=約9900億円)の一部を売却したいと考えている。 なお、カシュガン油田開発に参加しているトタール社、シェル、エクソンモービル、中国国営石油会社や日本のINPEXを含む出資会社コンソーシアムでは、すでに500億ドル(=約5.5兆円)の開発費用を払ってきた。...
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