ボーイング社、社長は、さらにボーイング社が、FAAや航空会社顧客に737Maxの不具合のあるコックピットの警報ランプに関する発表を怠ったことを認め、これがFAAによる査察での指摘事項の一部であったと付け加えた。...

ボーイング社、社長は、さらにボーイング社が、FAAや航空会社顧客に737Maxの不具合のあるコックピットの警報ランプに関する発表を怠ったことを認め、これがFAAによる査察での指摘事項の一部であったと付け加えた。

社長は、さらに737Maxの設計とボーイング社による事故に関する管理体制に関して非難の的となっていたが、FAAとの間では、737Maxの運航再開時期について時間の経過とともに意見の一致を生みつつあると述べた。

最後に、社長は737Maxが本年度中に新たに運行可能になることを目指しており、90%以上の航空会社の顧客に、アップデートされた安全運航システム（MCAS）を用いたフライトシミュレータの訓練に参加させ、FAAより認証を得る準備をしていると発表した。

なお、社長は事故の原因とされるMCASのソフトウエアの欠陥や検出器の組み合わせの欠陥を検出できなかったボーイング社の社内手法の無力さについて問いただされたところ、これらの要素に対する改良の必要性を素直に認め、現在、これらの改良を行った航空機設計を実現するため、全社を挙げて邁進していると強調した。