提案に関する研究の募集は月曜日発表された10月のアマゾン地区を管轄する司教の南アメリカでの会議の作業文書にある。
地域からの報告を基にしたバチカンの文書では、独身主義はカトリック教会に与えられた資質であることを認めている。
しかし、公式の研究で提案されているのは、「アマゾンのもっとも僻地では、できるならば、地元の、尊敬されていて地域の人々に受け入れられる年長の男性を、例え安定した家族がいるとしても、司祭に任命する可能性」についてである。...
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提案に関する研究の募集は月曜日発表された10月のアマゾン地区を管轄する司教の南アメリカでの会議の作業文書にある。
地域からの報告を基にしたバチカンの文書では、独身主義はカトリック教会に与えられた資質であることを認めている。
しかし、公式の研究で提案されているのは、「アマゾンのもっとも僻地では、できるならば、地元の、尊敬されていて地域の人々に受け入れられる年長の男性を、例え安定した家族がいるとしても、司祭に任命する可能性」についてである。
いわゆる「結婚している有徳の人物」を任命するという考えは、司祭不足と聖職者全体の減少を克服するために何十年も取沙汰されてきた。しかし歴史上初めてのラテンアメリカの法王で、アマゾンでの教会が直面する難題について理解のあるフランシスコ法王の元で、この考えは新たな注目を集めている。
ブラジルの司教は以前よりアマゾン僻地での結婚している有徳の人物を聖職者に任命することを検討するよう訴えていた。アマゾン僻地で1人の司祭に推定1万人の信者がいるという。
独身主義は規律であって教義ではないため、変えることができるので、カトリック教会内で議論を呼んできた。
アマゾンのために規則を緩めようとする提案者は、結婚しても聖職者になれるとすれば、多くの人が聖職者を天分と考え、世界的な司祭不足解決の決定打となるという。
反対派は、アマゾンで規則を緩和することで、他の場所で規則を緩和することへの要求を確実に高めるという。
全体として、森林破壊と乱獲的な産業に中にある土着民と移民に対し、土着の地域の指導者の司祭が多くいるペンテコステ派教会との魂への競合を踏まえ、司教による教会会議はどのようによい聖職体制を持ちうるかを討議することが求められている。
バチカンの作業文書ではこのペンテコステ派教会との競合について、カトリック教会は広い地域をほとんど訪れることがない教会からいつも司祭がいて、礼拝と秘跡と社会奉仕がある教会に変わらなければならないとしている。
文書では、教会はもっと土着の顔を持ち、地域の歌や踊りや衣装を取り入れ、聖書をそれぞれの言語に翻訳する必要があるとしている。
必要なのは、初期キリスト教会の本質的な姿を回復することだとしている。
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