米国西部を襲った広範囲に及ぶ火災は、消防士たちや救助隊の消火作業を容易に寄せ付けず、消防責任者は事態のさらなる悪化を恐れている。
オレゴン州では、9月11日金曜日の時点では、少なくとも16人が死亡し、数十人が行方不明になっているという。 なお、オレゴン州の緊急対策責任者のアンドリュー・フェルプス氏によれば、崩壊した住宅数からすると、さらに多くの犠牲者が出てもおかしくないという。
2万人以上の消防士が、数週間前から、これまで前例のない火災に対する消火活動を行っているが、ワシントン州で25万ヘクタールの土地が焼失し、オレゴン州では、40万ヘクタールの土地が焼失し、数十万の住人が火災の進展から逃れるため、避難を余儀なくされた。...
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米国西部を襲った広範囲に及ぶ火災は、消防士たちや救助隊の消火作業を容易に寄せ付けず、消防責任者は事態のさらなる悪化を恐れている。
オレゴン州では、9月11日金曜日の時点では、少なくとも16人が死亡し、数十人が行方不明になっているという。 なお、オレゴン州の緊急対策責任者のアンドリュー・フェルプス氏によれば、崩壊した住宅数からすると、さらに多くの犠牲者が出てもおかしくないという。
2万人以上の消防士が、数週間前から、これまで前例のない火災に対する消火活動を行っているが、ワシントン州で25万ヘクタールの土地が焼失し、オレゴン州では、40万ヘクタールの土地が焼失し、数十万の住人が火災の進展から逃れるため、避難を余儀なくされた。
カリフォルニア州の森林火災では、記録的な規模の120万ヘクタールの森林が焼失した。 なお、この森林火災については、9月14日の月曜日にトランプ大統領自らが視察することになっている。
なお、今回の米国西部での「8月複合火災」と命名された火災は、37カ所の火災から成り、米国の歴史上で最も広い範囲の火災となった。
米国では、火災の起こる季節は度々、11月まで延長することもあるが、現在のところ、火災は収まる気配がないという。とにかく、消防士たちは、この週末、気候が涼しくなり、湿気が増えることで、火災が小休止することをひたすら願っている。 なお、これまで米国の西部3州で焼失した全面積は、北海道の全面積の1/4に相当する。
米国は、コビッド19感染流行と西部地域の火災で、正に「泣きっ面に蜂」という状況にある。
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