なお、原油市場価格が、下落しているのにも関わらず投資計画している各企業は、その意欲を失わないでいる。

その理由は、東アフリカにおける壮大なパイプライン計画、「ティレンガ」の魅力にある。

石油開発企業グループは、ウガンダのムルチソン滝保護地区の地下にあり、石油の輸送は、全長1445ｋｍの原油パイプラインにより行われる。...

なお、原油市場価格が、下落しているのにも関わらず投資計画している各企業は、その意欲を失わないでいる。

その理由は、東アフリカにおける壮大なパイプライン計画、「ティレンガ」の魅力にある。

石油開発企業グループは、ウガンダのムルチソン滝保護地区の地下にあり、石油の輸送は、全長1445ｋｍの原油パイプラインにより行われる。

巨大なパイプライン建設は、仏トタール社、中国CNOOC社と英国のチュロー社の企業共同体で行われることになっている。

パイプラインが最終的に完成すれば、１日当たり、20万バーレルの原油を輸送することになる。

これまでの議論でパイプラインのルートは、次のように確定されている。 すなわち、ウガンダ西部のアルバート湖地域にある原油鉱脈から、タンザニアのインド洋沿いのタンガ港までの1445ｋｍのルートとなる。

なお、9月13日の日曜日にタンザニアとウガンダの両大統領は、両国にまたがるパイプラインの同意書に署名した。

パイプライン建設は今年中には開始される見込みである。