アメリカの調査ジャーナリズム組織の「プロジェクト・ヴェリタス」が15日、ツイッターアカウントを永久凍結された。覆面調査で有名な「プロジェクト・ヴェリタス」は今週、国際ニュースチャンネル「CNN」のテクニカルディレクターが、同チャンネルは政治的偏向を反映した報道を行っていると話している動画を公開したばかりであった。
米ITニュースサイト
『テッククランチ』によると、ツイッター社は、政治・社会問題を調査する「プロジェクト・ヴェリタス」の創立者ジェームズ・オキーフ氏が、「偽のアカウントの運営」および「複数のアカウントを使用して会話を人為的に増幅または妨害」という規則違反をしたために、アカウントを永久凍結したと発表した。
オキーフの支持者は、CNNの社員が同チャンネルに政治的な偏りがあることを認める様子の動画を公開したことに対する報復として、ツイッターがアカウントを削除したとしている。...
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『テッククランチ』によると、ツイッター社は、政治・社会問題を調査する「プロジェクト・ヴェリタス」の創立者ジェームズ・オキーフ氏が、「偽のアカウントの運営」および「複数のアカウントを使用して会話を人為的に増幅または妨害」という規則違反をしたために、アカウントを永久凍結したと発表した。
オキーフの支持者は、CNNの社員が同チャンネルに政治的な偏りがあることを認める様子の動画を公開したことに対する報復として、ツイッターがアカウントを削除したとしている。
同組織の最高法務責任者のジェレッド・ T・イード氏は『テッククランチ』に対し、「オキーフは1つのアカウントしか持っていません。彼は偽のアカウントを持っていません。ツイッターの声明は単純に間違っています。」と述べている。
英『デイリーメイル』は、「プロジェクト・ヴェリタス」の創設者ジェームズ・オキーフが、「CNNのリベラルな偏向報道を暴露した数日後に偽アカウントを理由に永久停止処分を受けた」と報じている。
永久停止処分を受ける前日、「プロジェクト・ヴェリタス」は、CNNのテクニカルディレクターとされるチャーリー・チェスターが覆面調査員に対して、CNNの社長の意向によりリベラルに有利になる報道を意図的に行っていると話している動画を公開していた。
チェスター氏は「「もしCNNがなかったら、トランプは落選していなかったと確信している。」ともコメントしている。
『デイリーメイル』は、チェスター氏がCNNで編集上の意見を持っている、または同チャンネルの毎日の編集会議に参加しているとは考えにくいと指摘している。同氏の発言は抜粋形式だが、全体的な流れが編集によって作られたものではないことを明らかにするのに十分な文脈は提供されているとも伝えている。
なお、米『ニューヨークポスト』によると、チェスター氏は公開された動画の中で、CNNはBLMを応援しているため、黒人に不利な報道は意図的に避けていると話している。チェスター氏は、多くの黒人がアジア人を攻撃しているが、そうした事件はあくまでも一個人が起こした暴力事件として扱い、白人に直接関係しないものは人種問題として扱うことを避けていると話している。
オキーフ氏は、自分が偽のアカウントを運営しているという疑惑について、ツイッター社を名誉毀損で提訴すると発表している。
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