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2024年04月25日(木)
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【movienews】
~外国特派員協会、他での会見を中継&アーカイブス~
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ジャーナリスト・政治評論家 田原総一朗
10月13日(金)15:00-16:00
Soichiro Tahara, Journalist & Political Commentator
Friday, October 13, 2017, 15:00 - 16:00


10月13日、午後3時から外国特派員協会で、田原総一朗氏の会見があった。
その中で田原氏は、「年末から、年初にかけて米国は北朝鮮を攻撃する可能性がある。日本としてはそれに対する体制を作らなければならない」が、なぜか安倍総理はそのことを衆議院解散の理由に挙げなかった。
また野党もそのことについて、(考えを持ち合わせて無い為)議論ができていない。大きな問題点がここにあると述べた。

米国や欧州の国政選挙では、保守とリベラルの戦いになるが、日本では「自民党」すらもリベラルで、日本には保守がいない状況である。

ところで、集団的自衛権を決めるまでは、米国などはそれなりの圧力をかけてきたが、それを決めてからは何も言わなくなったので、憲法改正の必要性はなくなった。
憲法学者の63%が自衛隊の存在や集団的自衛権は、憲法違反だというので、安倍首相は憲法に自衛隊を明記したいという考え方であるが、事態は変わって、
今の自衛隊は、世界で第7番目ぐらいの戦力があり、むしろ軍縮をするべきだという憲法学者が多い。

経済政策についても、野党はアベノミクスに対する対案を持っていない。「ユリノミクス」等というものの中身は全くない。
この点も大きな問題であると語った。

若手からの質問に田原氏は「好奇心を持ちなさい。誰のいう事も(そのまま)信じてはいけない」という人生訓で終わった。
太平洋戦争を経験した生き残りの田原氏は、小学5年生の時分に終戦があり、その時に学校や先生が言うことがガラリと変わったことで、人のいう事、特に偉いという人の言う事は信じなくなったという人生訓を述べたことが、印象的であった。



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