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豊洲市場が開場 最高値“一番マグロ”に密着! (再生)
築地市場の移転先として、豊洲市場が東京・江東区に開場し、朝早くから初めての競りが行われました。新たな「日本の台所」として、競りの開始を告げるベルの音に続いて、威勢のいい声が飛び交いました。 11日午前5時半に初めてのマグロの競りが行われ、およそ1700本が取引されました。そのうち、最も高い値が付いたいわゆる「一番マグロ」は青森県三厩産の214キロのもので、価格は428万円でした。この記念すべき1本を競り落としたのは築地から移転した創業およそ70年の水産仲卸業者「石司」です。石司の3代目・篠田貴之さんは「最高値を狙ったわけではないが、この魚を気に入って欲しいと思っていた」と話しました。石司は築地市場最後の競りでも一番マグロを落札していて、図らずも立て続けに節目のマグロを手に入れました。篠田さんは「思い出に残る。忘れられない1日の1本になった」と語りました。 この豊洲初めての一番マグロの一部を購入した、千代田区のすし店・金多楼寿司の藤田武さんは「マグロとしては艶もいいし脂も乗って、サシもよく入っている。さすが豊洲の一番。初物のマグロとしては最高」と絶賛しました。この店では今夜から「一番マグロ」を客に提供するということで、藤田さんは「まさかうちに来て一番マグロが食べられると(お客は)思っていないだろう。これをぜひ食べに来てほしい」と話していました。 意気込みを新たにするのは市場関係者だけではありません。東京都の小池知事は11日朝早く豊洲を訪れて競りを視察し「国際標準で市場が育っていくためには、築地で培った目利きの力や団結が必要。花を咲かせてほしい」とエールを送り、今後、豊洲市場を日本の中核市場に育てていく考えを改めて示しました。 一方、真新しい市場では早速、課題も出ています。市場の周辺では早朝から買い出しに来た業者の車で渋滞が発生しました。市場関係者は「午前2時ごろに来たが全然動かなかった。きっと渋滞のトラブルはまだまだ続く」「大渋滞していた。出る時も大渋滞。みんな、勝手が分からないから、同じ方向に行ってしまう。1週間もすれば、反対側から来たり抜けてくると思う」と話していました。 これについて小池知事は「使い勝手も含め、これから皆さんに慣れていただく部分と、開設者として改善する点などしっかりコミュニケーションを取っていきたい」と話しました。
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