海洋研究開発機構らのグループは２０１６年に、駿河湾の水深２１７１ｍ～２５７２ｍ付近でこれまで未知の大型深海魚４匹を捕獲した。
これらの遺伝子解析を行ったところ、セキトリイワシ科の新種と判明。
４匹はいずれも体長が１ｍを超えていて、最大で体長１ｍ３８ｃｍ、重さ２４．９ｋｇあり、セキトリイワシ科の中では最大であることから「ヨコヅナイワシ」と名付けられた。
「ヨコヅナイワシ」は非常に栄養状態が良いことから、研究チームは駿河湾の生態系の頂点に立つ「トッププレデター（捕食者）」だとみている。
ＪＡＭＳＴＥＣの映像。