停電から復旧しても大規模断水が深刻。
テキサス州では低温により水道管が破裂。
停電による水処理施設の停止。
米国メディアは１９日時点でテキサス州の人口の約半数１４００万人以上が安全な水を確保できない状況にあると伝えている。
州政府は水圧低下などによる水質悪化を懸念。
飲む前には沸騰させるよう勧告している。
テキサス州・アボット知事は医療機関への必要な水量確保ができなくなったため家の元栓を閉めるよう州民へ呼びかけた。
テキサス州は全米トップの原油生産を誇っている。
２０１９年のテキサス州の原油生産量は全米中４１％、天然ガス生産量は２５％（米国エネルギー情報局）。
米国最大の油田パーミアン盆地もあり、そこにも大きな影響が出てしまっている。
１９日のブルームバーグによるとパーミアン盆地ではフラッキング（水圧破砕技術）での採掘が停止。
発電所への天然ガスの供給減によって電力不足に陥るという悪循環になってしまっている。
断水による水の配布、水道管などの破損・破裂（米国・テキサス州）の映像。
写真：ゲッティ。
国際教養大学大学院客員教授・小西克哉、スローニュース・瀬尾傑代表取締役、通訳・翻訳家・作家・マライメントラインのスタジオコメント。