米国で旅客機の一部とみられる大きな破片が道路や住宅街に落ちる事故が起きた。
緊急通報を録音した音声が公開された。
国交省は安全確保のため同じ系列のエンジンを載せている日本航空の１３機と全日空の１９機について運航を停止するよう指示。
元日本航空機長で航空評論家・小林宏之によると航空機のエンジンはボーイング社などの機体メーカーとは別の複数のエンジンメーカーが作っている。
航空会社が航空機を注文する際、どの機体にどのメーカーのエンジンを搭載するかを選ぶ。
今回のようなトラブルが起きた際に全ての航空機が使用不能になることを避けるリスク分散の意味もある。
現在、主にボーイング７７７に搭載されているエンジンはＰＷ４０００系列（プラット＆ホイットニー）、ＧＥ９０系列（ゼネラルエレクトリック）、Ｔｒｅｎｔ８００系列（ロールスロイス）。
今回トラブルが発生したのはＰＷ４０００系列のエンジン。
ＰＷ４０００系列のエンジンを搭載した航空機のエンジントラブルが相次いでいることがわかってきた。
日本航空の航空機（去年１２月）、オランダ（２０日）。
今回のユナイテッド航空のエンジントラブルの原因について航空評論家・小林宏之はエンジン内にあるファンブレードという回転する羽根がなんらかの原因で外れエンジンのカバーを突き破ったことで火災が発生した。
このファンブレードは定期的に精密検査をしているが経年劣化で外れてしまった可能性も考えられると指摘。
米国連邦航空局・スティーブディクソン長官のツイッターより。
飛行機、空港、牛乳、御巣鷹山の事故、国土交通省に言及。
イラストエッセイスト・犬山紙子、ジャーナリスト・東海大学教授・末延吉正のスタジオコメント。
学習院大学・拓殖大学非常勤講師・塚越健司のコメント。
米国・コロラド州ブルームフィールドの映像。