中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の要“デジタルシルクロード”。
中国・習近平国家主席は「デジタル経済、人工知能、ナノ技術、量子コンピューターなど先端分野での協力を強化し、ビッグデータ、クラウド、スマートシティーの建設を推進し、２１世紀のデジタルシルクロードでつなぐべき」と語っている（人民網より）。
中国「デジタルシルクロード」とは、一帯一路沿線国を中心とする国のデジタル化を推進する構想。
日本総研リポートによるデジタルシルクロードの目的（日本総研のリポートによる）。
中国のデジタル製品やサービスの輸出を促進、次世代デジタル技術の国際標準化で主導権を握ることを目指す。
“国際標準化”主導権確保のため「中国標準２０３５」を近く発表予定。
重点分野として５Ｇ、次世代ＡＩなどが列挙されると予想される。
すでにデジタルシルクロードの参加している国も。
２０１９年４月時点で１６カ国とデジタルシルクロードにおいて了解覚書を締結。
１２カ国と行動計画を策定中。
中国・習近平国家主席のコメント紹介。
海のシルクロード、陸のシルクロード、北京、西安、福州、アモイ、モンゴルの記載あり。