米国では２２日、新型コロナによる死者が５０万人を超えた。
バイデン大統領は演説で「悲痛な節目を迎えた」として、過去の戦争を引き合いにその深刻さについて「第一次、第二次世界大戦とベトナム戦争での合計の死者数よりも多い」と強調した。
また、ＮＹタイムズは「世界人口に占める米国の人口は４％余りにもかかわらず、コロナ関連の死者が占める割合は約２０％になってしまっている」と、これまでの感染対策の不備を暗に批判しながらこのニュースを伝えた。
一方、中国・北京の飲食店などでは従業員がワクチン接種を受けたことを示すシールを胸に貼るなどして安全性をアピール。
すでに２００超の店で実施されている。
さらに、北京市内のタクシー運転手１０万人がワクチンを接種する予定だという。
中国では９日までに４０５２万回分のワクチンが接種されており、来月５日から全国人民代表大会が始まるのを前に、政府が対策を加速させている。
米国・ワシントン、中国・北京の映像。
中国の従業員、来店客のコメント。