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【いま海外は】
“ピンクイルカを守りたい”・香港で立ち上がる若い世代・ピンクイルカの現状] (4件/週)

02/12 22:47 BS1 【国際報道2019】
「イルカの保護区を広げるとともに、高速船の航路を変える」よう政府に求めているピンクイルカの保護団体の研究員・バクキブンたちは、去年から月に1回、香港の子供たちにイルカの調査を体験してもらう活動を始め、「ピンクイルカにどんな危険があるのか、例えば高速船との衝突です」とピンクイルカの危機を若い世代に伝えている。
参加した子供たちは「イルカはかわいいから好き」という。
バクキブンは「子供たちは香港の未来の主人公です。
彼らが興味を持ち、イルカ保護の新しい力になることを願っています」という。
“ピンクイルカの命を守りたい”、保護に向けた機運が高まっている。
今の香港とマカオと中国とをつなぐ大きな橋もできたので、高速船の運航を考える余地は出てきたのかなという気もする。
ちなみに“ピンクイルカを見ると幸せになれる”という言い伝えが香港にあるという。
1997年の香港の中国返還の時にも、シンボルとして大切にされてきた。
ピンクイルカの映像。
製作:Daphne Wong。

02/12 22:44 BS1 【国際報道2019】
香港沿岸を15分に1回のペースで横切る高速船は、中国・広東省やマカオなどを結び経済活動や観光を支えている。
この日もピンクイルカのすぐ横を高速船が通り過ぎていた。
船と接触し尾ひれが傷ついたこのイルカは、保護された4日後に死んでしまった。
こうした中、最新の研究がピンクイルカの保護団体の研究員・バクキブンたちの「ピンクイルカを守りたい」という訴えを後押ししている。
香港城市大学の研究グループでは、死んだイルカの骨や内臓などをCTやMRIで詳しく調べた。
その結果、おととし見つかった34頭のうち、船との衝突などによる骨折が原因で死んだイルカが自然死を上回っていたことが分かった。
香港城市大学・葛展榮客員准教授は「どんな船がどの部分に衝突したのか、今の技術なら判別できる。
こうした具体的な証拠を提出し、政府に保護措置をとってもらいたい」という。
船の衝突を防ごうと香港ではイルカの保護区が設けられていて、保護区では高速船もゆっくりと進むことが義務付けられている。
、しかし、ピンクイルカが確認された場所はほとんどが保護区の外で、高速船の航路が生息域を横切っている。
このため「保護区の範囲を広げるべきだ」という指摘が専門家から出ていて、保護団体のバクキブンたちも「保護区を広げるとともに、高速船の航路を変える」よう政府に求めている。
しかし、経済活動に配慮する形で航路の変更は認められないままだ。
香港城市大学の映像。

02/12 22:42 BS1 【国際報道2019】
ピンクイルカの保護を訴えるドキュメンタリー映画「失われたピンクイルカの楽園」の上映会では、「香港は大都市であると同時にピンクイルカの重要な繁殖地です」と訴え、船に衝突したとみられる傷ついたピンクイルカの姿が映し出される。
また、母親のイルカと死んでしまった赤ちゃんのイルカが映し出され、その死を受け入れられないのか、母親は赤ちゃんイルカの体を支え呼吸を促している。
この光景は7日間続いたという。
ドキュメンタリー製作者は「20年かけて集めたピンクイルカの調査資料や研究があるが、香港政府はなにもしてこなかった」と訴える。
香港沖合のピンクイルカがいる海水と淡水が混ざり合う浅瀬の海域は、イルカの餌になる魚が豊富で格好の住処となってきた。
しかし経済発展に伴って、浅瀬の埋め立てが進み、イルカは住処を追われている。
ピンクイルカの保護団体の研究員・バクキブンは、追いやられたイルカたちが高速船などの船が頻繁に通る海域へ出てきたため、衝突するケースが後を絶たないとして対策の必要性を訴えている。
バクキブンは、「2003年は香港周辺の海域に188頭のイルカがいました。
それが47頭に減ってしまったんです」という。
香港大学、ピンクイルカの映像。
製作:Daphne Wong。

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