【あの一言】
戦後日本を支配!?地位協定の実像と“密約”
ノンフィクションライター・矢部宏治 日米合同委員会、横田空域も日米安保条約を協議している時、朝鮮戦争の時にできた体制。その時には日本は米国に占領されていたわけで、戦争支援をやらされた。日本が独立するという全体のコンセプトの中からでてきたのが旧安保条約であり、労政協定であり、それを引き継いだ地位協定だった。普通の(一般的な)地位協定ではない。この地位協定は冷戦期には米国にとって都合がよかった。ただ日本の外務官僚はそういう歴史的事情を知ってコントロールできていない。密約というものをなかったということにしている。密約があってもそれを引き継がないという悪しき伝統ができてしまった。
2017/09/23 BS朝日[激論!クロスファイア]
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