【あの一言】
ヤフーのZOZO買収・前澤の決断をどう見る?
日経ビジネス編集委員・山川龍雄 前澤前社長の決断は潔かったが、ZOZOの持ち株を担保にして多額の融資を受けていた中でZOZOの株価が下がっていたという問題を抱えていた。『社員は家族』とまで言っていた人が自分の経営権を簡単には手放すことはできなかった。涙の背景にはやむを得なかった事情があった。えてして日本の経営者はこの様な事態になるとボロボロになるまで会社にしがみつくが、それが前澤前社長にはない。追い込まれる前の段階で孫正義に託した方が良いと判断した事はポジティブに映る。シリアルアントレプレナー(連続起業家)は海外では当たり前だが前澤前社長は明らかにそのタイプ。またの挑戦に期待したい。
2019/09/12 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
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