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スペシャル あの一言
2024年05月01日(水)
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【あの一言】
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>新政権が直面する“米中覇権争い”
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅
中距離ミサイルに関して中国が圧倒的にこの地域における大国であると米国は考えている。INF条約があったので米国はその射程のミサイルを持っていない。そこにおいては圧倒的に中国に負けている。米国は中国の戦力がどの程度なものなのかをチェックすると同時に政治的にも経済的にも圧力をかけている。米国は中国のミサイル力をできるだけ削ぎたいと考えている。今、ロシアに働きかけているのは中国を巻き込んだミサイルの軍備管理の枠組みを作ろうということで、米ロの間で中国のミサイル戦力についての機密情報を交換して中国に圧力をかけるということもやっている。
2020/09/13 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

朝日新聞編集委員・峯村健司
米国の研究者と議論していてもおそらく「DF21D」は実戦配備されているし、運用できるレベルにあるという話になっている。中国がわかっていないのは本当に最後に命中させることができるのかというところ。おそらく今回、米軍の電子偵察機「RC-135(コブラボール)」はこれが命中できたかどうかという情報はきちっととれている。中国軍の関係者は「(米軍がコブラボールを飛ばしていることは)百も承知で、米国に見られていることはわかっている」としている。逆に性能の高さ、精度の正確さを見せつけることによって米国側に警告を与えただろうということ。相当中国のミサイルの性能というのは上がっているとみていい。
2020/09/13 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

朝日新聞編集委員・峯村健司
8月17日に6機の米国の爆撃機が中国を包囲した。2016年に朝鮮半島危機があったがあの時も2機の爆撃機が北朝鮮にぎりぎりに飛び、北朝鮮が恐怖に感じていた。その3倍の数が包囲した。これに対して「レッドラインを超えてくるな」と言う意味できわどいところに中国が撃ってきたと分析できる。
2020/09/13 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

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