去年４月頃には臨時にプレハブで病床を作って野戦病院の走りのようなことをやってきている。非常に小さなクリニックでもそれなりのスタッフがいて、医療施設として認められれば点滴や検査も含めてできるので有効性は実感している。神奈川県の報道を見ると、酸素ステーションについては医師や看護師を集めていても酸素という一時しのぎの対処療法しかできていない。人数をもっといただければもっと重症化を防ぐような治療をしたり、抜本的な対策に限られた人材を生かすことができる。アルフレッサという卸が抗体療法の薬を一元化して扱っていて、当院で１００例以上やっている。小さな病院でもやろうと思えば日本一の数の抗体カクテル療法をやれているのであとはやる気の問題。自粛という話ではなく、ワクチンや酸素ステーション、抗体カクテルなど具体的な話が出てきたので非常に期待している。

2021/08/19　BSフジ【[プライムニュース]