岸田総理は安倍さんと決定的に対立しては自民党内で政権が維持できないというジレンマがある。安倍さんの宿願は憲法改正なので、憲法改正を言い続けている限りは安倍さんに足をすくわれることはないとの計算がある。言い換えれば憲法改正が岸田政権にとって政権維持装置になっている。

2021/12/26　TBSテレビ[サンデーモーニング]

本来の自民党の派閥というのは、この人を総理にしたいからその下に集まるというものだったはず。今、ほとんどの派閥には総理候補もいない。そういう中で岸田氏の岸田派のような派閥は僅かになっている。その結果、誰でもいいから勝馬に乗り、その後の人事で得しようというという風潮になっている。もうひとつの側面としては裏で影響力を行使するキングメーカー争いとなってしまっている。

2021/10/03　TBSテレビ[サンデーモーニング]

菅氏の後任の官房長官になる人が焦点となる。菅氏は森友、加計、桜を見る会の問題を含めて防波堤役をやってきた。それを誰がやるのかということ。

2020/09/13　TBSテレビ[サンデーモーニング]

菅さんは安倍さん以上に新自由主義的でむしろ小泉さんに近いイメージ。だから規制改革とか言ってくる。

2020/09/10　BS-TBS[報道１９３０]

Ｇｏｏｇｌｅで『ＥＵって何？』が検索されていたのは今更ながらあきれ果て驚いてしまう。離脱派の旗手がどんどん逃亡していくっていうのも無責任極まりない。日本は英国の議会制民主主義をお手本にしてきたのに、そのお手本がこういう状態。もうひとつは国民投票の一種の怖さ。スイスのようにしょっちゅうこんなことまで国民投票で聞くのかという形で国民投票をやっている国もあれば、ドイツのように戦前、ナチスドイツが国民投票、選挙を利用してクーデターではなく民意を盾にして権力を掌握していったという反省があり、国民投票的なものは極力やれないように仕組みになっている国もある。ところがドイツでも今、（皮肉なことに）国民投票をやればよいとの動きになっている。

2016/07/10　TBSテレビ[時事放談]

舛添報道の火付け役は今回も週刊文春だった。新聞記者がなぜ気付かなかったのか。この騒動以来、参院選がかすんでいる。参院選の党首討論でも政治とカネの話は問題になった。各党が口にしたのは『政治資金収支報告書が公開されているから、今回の問題が発覚した』と胸を張って言っているが、内部リークなどがないとわからない。政治資金にしても使い方を法で規制するなり考えた方がいい。

2016/07/10　TBSテレビ[時事放談]

自民党はヒラメと言われてきた。海底の底でじっと安倍首相のほうを見ていて何もいわない、何も逆らわないという状態が続いてきた。ようやく安倍首相の何でもできるかのような発言に対して国会軽視であるとか批判がようやく自民党内からでてきた。

2014/03/21　TBSテレビ[朝ズバッ！]

安倍首相の歴史認識観、Ａ級戦犯をどうみるか、先の大戦をどうみるか、東京裁判をどうみるか、というような問題に対して米国は安倍首相は反米なのではないかと疑い始めている。

2014/02/28　TBSテレビ[朝ズバッ！]

安倍首相の方針演説で不満があっても押し黙っている状態だった。集団的自衛権の行使容認は安保政策の一大転換。解釈変更でいいのか、憲法改正して国民投票を問うべきかという議論があるなかで、安倍首相が全責任をもって自身で決めるという答弁は疑問の声が出て当然。

2014/02/14　TBSテレビ[朝ズバッ！]

安倍ＶＳ小泉のような対立図式になっていくのか。国政と直結するのか。難しい選挙だと思う。

2014/01/24　TBSテレビ[朝ズバッ！]