【あの一言】
中国経済“減速”実態と行方・過剰生産の今後と抑制策
富士通総研経済研究所主席研究員・柯隆 もともと共産党の支持基盤は国有企業の労働者。国有銀行などというのは中国共産党、中国政府にとって第二の国家財政のようなもの。去年共産党中央委員会が出した国有企業改革の通達では国有企業をさらに強化するといっていて全く逆行している。中央政府が管理している企業は100社ぐらいあるがこれを40社にしようとしている。M&Aをやっていくわけだが、その先に見えてくるのは国有の財閥。そうなった場合、スハルト時代のインドネシアとか、マルコス時代のフィリピンの色が見えてくる。
2016/02/03 BSフジ[プライムニュース]
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