【あの一言】
徹底検証!日本のリベラルに明日はあるか!?
東京工業大学教授・中島岳志 トランプ現象に見られるように、米国側から手をひかれたときに日本人がパニックになってしまうことを危惧する。日本は戦後70年間、米国がいるということを前提に様々なことを考えてきた。これがなくなった時の強烈な不安というのがはねかえりとして強烈な愛国主義とかにつながる可能性はある。
2016/06/18 BS朝日[激論!クロスファイア]
東京工業大学教授・中島岳志 保守という考え方の根本にはフランス革命の時に革命に反対するエドマンドバークという人が唱えたところから始まる。その時にはフランス革命を進めている人は人間の理性を絶対視し過ぎている。それによって理想的な社会を作っていけると信じているが人間の能力には限界がある。人間は間違いうる存在であると。そういうものを直視しようというところから始まっている。理性を超えたものとして伝統や慣習とか良識のようなものを大切にして徐々に変えていこうというのが保守思想。どうも安倍内閣の色々なものの進め方というのは自分たちは正しい、色々な所で議論しないなど、決定プロセスが保守の考える人間観からずれているのではないか。
2016/06/18 BS朝日[激論!クロスファイア]
|