【あの一言】
「1月20日正午」で交代・“核のボタン”はいつ引き継ぐ?
早稲田大学大学院・客員教授・春名幹男 “核のボタン”が正午からトランプの手に渡る。就任前に“核のボタン”の説明を受け、2人の大統領補佐官から国家安全保障についてブリーフィングを受ける。それからホワイトハウス警護室の上級士官から核攻撃を開始する際の機密コードの説明がある。大統領の胸ポケットにはカードが入っていて自分を認証してもらう。例えばロシアから核ボタンが押されたら30分弱で米国に到達するのでそれに対応しないといけないのでどこから発射されたか、どこに発射するかの詳しい説明を受ける。実際には数日前から事前説明があり、多分トランプタワーでやったのではないか。米国では説明の時には全てが秘密だが、ロシアはオープンにやっている。メドベージェフからプーチンは“核のボタン”をそのままもらっている。それがテレビカメラに映っている、米国ではフットボールと呼ばれる黒カバンで、ホワイトハウスの駐在武官がこれを常に持ち歩いている。
2017/01/20 TBSテレビ[ひるおび!]
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