【あの一言】
異次元の高齢化
寺島実郎 日本の人口が1億人を割るのは、2053年頃にずれるという見通しが出てきている。2048年頃に1億人を割り、その1億人に占める65歳以上の人口の比重は約4割になる。有権者人口の5割になり、有効投票の6割が65歳以上の人によって占められることになり、意思決定が老人に置かれたものになる可能性がある。世代間ギャップがデモクラシーにとって大変大きな問題になってきている。金融資産の7割以上を高齢者が持っているが、
今後、日本が高齢化社会をより安定した健全なものに出来るかどうか、すごく大事なターニングポイントに差し掛かっている。
2017/02/03 BS11[報道ライブ INsideOUT]
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