【あの一言】
来月・米中貿易協定・香港が重しに
日本経済新聞編集委員・滝田洋一 米中貿易協定に大きく影を落としているのが香港問題。25日、米国議会で香港人権民主主義法案が米国の上下両院の外交委員会で全会一致で可決された。「一国二制度、香港の自治を守るべきでそれを仮に中国が侵害した場合には、制裁を科す」という内容。中国、香港にはかなりきつい法案。今後は、本会議で議決されるが、おそらく可決される可能性が高い。そうなると次はトランプ大統領がどう出るのかということになる。中国側はこの法案に相当神経を尖らせているが、非常に難しい判断になる。
2019/09/27 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
|