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2024年05月05日(日)
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【あの一言】
特集・ペンス副大統領演説・どう読み解く
経済アナリスト・ジョセフクラフト
中道左派の有権者は香港デモを支持している。中国からすると香港問題は人権というよりは主権問題。大統領選挙の本戦で「トランプ政権は香港デモを支持しなかった」と言われないようにトランプ大統領は布石を打っている。
2019/10/26 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

早稲田大学教授・中林美恵子
中国に対する危機感という部分で「検閲の輸出を中国が行っている」という言葉がスピーチの中で相当でてきている。中国が米国と関係をもとうとする場合にここが一番ネックになる部分になる。この話から始まってペンス副大統領は香港の問題だとか、その先の台湾だとか、今回特に注目されたナイキ、NBAの問題とかそういう米国の企業に対しても批判の矛先を向けた。
2019/10/26 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

早稲田大学教授・中林美恵子
今回の演説は去年のものよりも、政治色が強くなっていて、まるでトランプ大統領の選挙応援演説のようになっているという部分もある。ペンス副大統領が何も特別なことを言っているわけではなく、ワシントンに行くと政策コミュニティの人たちが普通に言っていること。どこへ行っても中国の検閲という話が聞こえてくる。それを今回の演説はひとまとめにしている。民主党も共和党も中国の問題点は十分把握している。中国の体制や自由、人権、宗教の弾圧についても相当懸案が広がっているのは確か。ただ、今回目の前に来月チリで行われるAPECで2人のトップが会い、そのために中国をきっちりと押し込めていくと言う役割もこの演説にはあった。
2019/10/26 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

経済アナリスト・ジョセフクラフト
2020年大統領選挙の焦りが色濃く出ている演説だった。今回ペンスは「デカップリング」は絶対にしないと明言した。これは対中に向けた大きな政策転換といっていい。スピーチ前半は中国に対して強く出ているが、これは明らかに国内向けだった。米国国内、与野党問わず、反中姿勢が強いのでそこに向けてアピールした。後半は完全に大統領選挙を見据えて中国に貿易交渉を促している。その証拠にUSTRが中国との交渉が進んでいると言い株式が反発した。意図がみえみえの、大統領選に向けた戦術・戦略スピーチ。
2019/10/26 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

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