向日葵を撮りたくて成田ゆめ牧場へ(その162)
7月22日、その日JR市川駅から8時半ごろの快速線に乗って成田線の「滑川」駅を目指した。...
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7月22日、その日JR市川駅から8時半ごろの快速線に乗って成田線の「滑川」駅を目指した。
朝から気温が高く、蒸し蒸ししていた。
「成田空港」行きの快速線を成田駅で乗り換えて、成田線に乗った。
2駅ほど乗り、滑川駅に着くと、「成田ゆめ牧場」の迎えのバスが来ていた。
小型のバスであったが、2台ともほぼ満席であった。
夢牧場に着くと、チケットを買って、中へと入っていった。
入り口辺りには、赤白紫の小型の花が花壇の中で咲いていた。
しばらく歩くと、「ヒマワリ迷路行き」という小さい看板が目につき、それを頼りにくねりながら歩くと、ひまわり畑が見えてきた。
一見想像よりも小型の畑のように感じた。
そこでも入場料として300円をとられたのには、少しびっくりした。
その畑に足を入れると、ひまわりの花が周りを囲むように迎えてくれた。
だが、よく見ると、その大きな真っ黄色の花は、反対側をむいていた。
そこで、どんどん前方に歩き、終点辺りまで行き、そこで体の向きを変え、スマホでの撮影に入った。
終点辺りには、木の高台が設置してあり、それに昇って、ひまわり畑全体を撮った。
ざっと1万本ぐらいはあるのであろう、その「ヒマワリ」軍団の見事さは、ここまでやってきて、「良かった」と思わせられた。
それにしても、暑かった。雲がかかり、それほど直射日光が当たっているとは思えなかったが、この夏の「命に係わるほどの暑さ」は、容赦なく襲い掛かってきた。
「うーん、凄い暑さだな」と頭がぼーっとしながら感じていた。それにしても見事に大きな「ヒマワリ」に会えてよかったと感動している自分を感じた。
「夏のヒマワリは、このくらい派手でなくては・・・」と思いながら、シャッターと共に動画も撮った。
出口にはグラジオラスの花が綺麗に咲いていた。
ただ不便だったのは、帰りのバスが無かったことだった。滑川駅まで、タクシーを呼び、2500円余りかけ戻った。
子供連れだけではなく、若いカップルも動物たちと遊んでいた。
その日は、千葉駅で快速線に乗り換え、そのまま帰宅の途に就いた。市川駅に着いたのは午後1時少し前だった。
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昭和公園に満開の「向日葵」を期待して行ったが、ダリアと百合の花に終わった(その161)
7月15日、10時過ぎに西立川駅から、橋を渡り昭和記念公園に入った。...
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7月15日、10時過ぎに西立川駅から、橋を渡り昭和記念公園に入った。
その日は、朝から強い日差しに照らされて、強烈な暑さだった。
入り口から近いところに、白百合の花が群生していた。
子供連れの多くの人々が、プールの方へと歩いて行った。
バーベキュー広場にも、若者が沢山集まって騒いでいた。
その裏手に、色とりどりのダリアの畑が広がって、三脚を持参したカメラマンが盛んにシャッターを切っていた。
この公園の奥手に位置する「ひまわり」畑に到着すると、そこには期待した向日葵の花の集団を見つけることが出来なかった。
「ムム」と思ったが、どうやら早すぎたようだった。まだ青々とした茎が一面に群生していた。
この暑さであれば、当然向日葵は満開ではないかという「早合点」してしまったことにやっと気が付いた。
大きな思い違いをしてしまったことに気が付き、それでもその情景を動画に収めた。
花の盛りは短く、また夏に咲く花も少ない。
木々は、緑の色を濃くし、生き生きとしているが、盛りとなる花がほとんどない。
それにしても、花はやはり目立つ存在で、綺麗である。
しかも、その盛りは瞬間に終わってしまう。
その瞬間のそれぞれの華やかさが堪らない価値である。
その日は、そんな思いを胸にし、真夏の昭和公園を後にした。正午ごろであった。
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初夏の向島百花園を訪ねる(その160)
7月8日、その日東武線の東向島駅から歩いて「向島百花園」を訪問した。...
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7月8日、その日東武線の東向島駅から歩いて「向島百花園」を訪問した。時計を見ると昼過ぎの時間になっていた。
江戸時代から300年続くというその花園は、花枯れの季節にあっても、それなりの色彩に恵まれていた。
入り口の門を入ると先ず、紫の桔梗が色鮮やかに咲いて迎えてくれた。
その近くに、濃いオレンジ色の鬼百合の花が連なっていた。
ハイビスカスと思われる赤い花が、青い空に映えていた。
池の周りには、まだ紫陽花の紫色の花が残っていた。
ヒオウギの花がスカイツリーと古池を背景に綺麗な対照を作っていた。
どこからか琴の音が聞こえてきて、和風の雰囲気を感じさせた。
散策をしていると、頭の上に大きな瓢箪が生っていた。
そこここに、碑が置かれ、あり日の大家の面影を残していた。
秋の日が楽しみな萩のトンネルを通り抜け、竹の素通しを通って、再び入り口へと歩を進めた。
この園の美しい緑を愛でながら、それでも色鮮やかな花々を眼は自然に探していた。
初夏のこの季節でも、強烈な色彩を放つ植物をこの百花園はその日の、私に提供してくれた。
感謝をしながら、その園を後にし、帰路に就いた。午後1時半頃だった。
初夏の強い日差しで、Tシャツに汗が滲んでいた。
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