※2022年6月、更新を終了しています
立憲民主党・国民民主党・通常国会までの合意難航(1月16日)
国民民主党は立憲民主党との合流協議をめぐり、きのう衆参両院の議員を集めた懇談会を開いたが結論はでず、通常国会の召集に合わせて来週20日に開く両院議員総会でさらに対応を話し合うことにしていて通常国会までの合意は困難な情勢となった。
国民民主党内では、津村副代表ら中堅若手の議員は立憲民主党と速やかに合意した上で詳細を調整するよう求めていて、「賛同者を募り、総会の場で改めて玉木代表に決断を迫りたい」としている。...
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国民民主党は立憲民主党との合流協議をめぐり、きのう衆参両院の議員を集めた懇談会を開いたが結論はでず、通常国会の召集に合わせて来週20日に開く両院議員総会でさらに対応を話し合うことにしていて通常国会までの合意は困難な情勢となった。
国民民主党内では、津村副代表ら中堅若手の議員は立憲民主党と速やかに合意した上で詳細を調整するよう求めていて、「賛同者を募り、総会の場で改めて玉木代表に決断を迫りたい」としている。
これに対し、玉木代表は政策の扱いや党名、人事などをめぐって折り合いがついていないことから協議を継続するよう求めたい考えで総会で方針を決められるかが焦点となる。
一方、立憲民主党は通常国会までの合意を目指してきたが、幹部の1人は「期限を区切っているわけではない」と述べ、国民民主党が方針を決めるのを待つことにしている。
ただ、立憲民主党内からは国会召集までの合意が困難な情勢となる中、野党間の結束への影響を懸念する声も出ている。
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日韓外相会談・「徴用」めぐる問題議論か(1月15日)
日本と韓国の間の「徴用」をめぐる問題が、先ほどから行われている日韓外相同士の会談で話し合われているとみられる。
この問題について韓国・文在寅大統領は年頭の記者会見で「日本も解決策を示し、韓国と知恵を合わせ一緒に考えるべきだ」と述べ、日本側に対応を求めた。
これについて菅官房長官は「コメントすることを差し控えたい。
韓国に対し国際法違反状態の是正を引き続き強く求めていく考えに変わりない」と述べた。...
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日本と韓国の間の「徴用」をめぐる問題が、先ほどから行われている日韓外相同士の会談で話し合われているとみられる。
この問題について韓国・文在寅大統領は年頭の記者会見で「日本も解決策を示し、韓国と知恵を合わせ一緒に考えるべきだ」と述べ、日本側に対応を求めた。
これについて菅官房長官は「コメントすることを差し控えたい。
韓国に対し国際法違反状態の是正を引き続き強く求めていく考えに変わりない」と述べた。
茂木外相は「徴用」めぐる問題で、カンギョンファ外相との会談で“日韓関係悪化の根底にある両国間最大の課題”として韓国政府の責任で日本側が受け入れ可能な解決策を示すよう改めて求めたものとみられる。
また韓国が見直しを求めている輸出管理の問題については“韓国側との政策対話を重ねたうえで判断”と日本の立場を説明したものとみられる。
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米国財務省が発表・中国の「為替操作国」認定解除を決定(1月14日)
米国財務省は中国に対する為替操作国からの認定を解除することを決めたと発表した。
米国と中国の間で近く交渉される第一段階の合意文書の間に中国が意図的に輸出に有利になる通貨安に誘導しないことを約束する内容が含まれ、為替操作の懸念が後退したためとされている。
トランプ政権は第一段階の正式な合意文書の署名後に中国への関税の一部引き下げを明らかにしていて、これに合わせて通貨問題でも強硬姿勢をいったん緩和させた形である。...
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米国財務省は中国に対する為替操作国からの認定を解除することを決めたと発表した。
米国と中国の間で近く交渉される第一段階の合意文書の間に中国が意図的に輸出に有利になる通貨安に誘導しないことを約束する内容が含まれ、為替操作の懸念が後退したためとされている。
トランプ政権は第一段階の正式な合意文書の署名後に中国への関税の一部引き下げを明らかにしていて、これに合わせて通貨問題でも強硬姿勢をいったん緩和させた形である。
米国・ムニューシン財務長官は声明で「米国の労働者や企業の大きな成長につながるものだ」と述べて、合意により中国の為替操作を是正する米国側のメリットを強調した。
ただ為替操作の監視対象国のリストには中国を乗せ、引き続き通貨安の問題を注視していくとしていくとしている。
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安倍首相・サウジアラビア訪問“関係国が力を結集すべき”(1月13日)
米国とイランの軍事的な緊張が高まっている。安倍総理はイランの対岸にあるアラブ諸国・サウジアラビアに訪れている。サルマン国王との首脳会談に続いてムハンマド皇太子と会談し、両者は地域の安定と緊張緩和に向けて関係国が力を結集すべきという認識で一致した。
スンニ派の大国・サウジアラビアはシーア派の大国・イランと4年前に国交断絶しその後も緊張状態が続いている。
安倍総理はサルマン国王と首脳会談を行い、情勢の安定化に向け、外交努力を尽くすとして日本の立場を伝えた。...
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米国とイランの軍事的な緊張が高まっている。安倍総理はイランの対岸にあるアラブ諸国・サウジアラビアに訪れている。サルマン国王との首脳会談に続いてムハンマド皇太子と会談し、両者は地域の安定と緊張緩和に向けて関係国が力を結集すべきという認識で一致した。
スンニ派の大国・サウジアラビアはシーア派の大国・イランと4年前に国交断絶しその後も緊張状態が続いている。
安倍総理はサルマン国王と首脳会談を行い、情勢の安定化に向け、外交努力を尽くすとして日本の立場を伝えた。この後、日本時間午前2時半過ぎからムハンマド皇太子と会談した。
安倍総理の言葉に対し、ムハンマド皇太子は安倍総理の見方に完全に同意すると述べ、そして両社は関係国が力を結集すべきだという認識で一致した。
また中東地域での自衛隊派遣について日本関係船舶の安全航行の確保を目的に自衛隊による情報収集を行う事を説明したのに対し、ムハンマド皇太子からは日本の取り組みを完全に支持するとして船舶の航行の安全確保へ引き続き連携することで一致した。
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安倍首相“衆院解散・躊躇しないが全く考えず”4期目は否定的“燃焼し尽くす決意”(1月12日)
安倍総理大臣は「すべき時が来れば衆議院の解散に躊躇しないが全く考えていない」とした一方、自民党総裁として4期目を目指すことには否定的な考えを重ねて示し「まだ1年9か月もあるので、燃焼し尽くす決意で臨んでいきたい」と強調した。
この中で、安倍総理大臣は憲法改正について「最近の世論調査でも、『憲法の議論を前に進めよ』との国民の声は大きなものがあり、国会議員は受け止めなければならない。憲法審査会で、与野党の壁を越えて建設的な議論が行われることを強く期待したい」と述べた。...
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安倍総理大臣は「すべき時が来れば衆議院の解散に躊躇しないが全く考えていない」とした一方、自民党総裁として4期目を目指すことには否定的な考えを重ねて示し「まだ1年9か月もあるので、燃焼し尽くす決意で臨んでいきたい」と強調した。
この中で、安倍総理大臣は憲法改正について「最近の世論調査でも、『憲法の議論を前に進めよ』との国民の声は大きなものがあり、国会議員は受け止めなければならない。憲法審査会で、与野党の壁を越えて建設的な議論が行われることを強く期待したい」と述べた。
そのうえで、「私自身の手で憲法改正を成し遂げたいという思いには全く揺らぎはない」と述べ、改正に強い意欲を示した。
一方で、「憲法改正の是非を、衆議院解散の大義として国民に信を問う考えはあるか」と問われたのに対し、安倍総理大臣は「解散は全く考えていない。今まで私の手で2回解散し、幼児教育の無償化などは解散して国民的な支持を得て初めて成し遂げることができた。そういう意味で解散すべき時が来たと思えば、解散することに躊躇しないが、現在のところ全く解散は考えていない」と述べた。
また、来年9月末までとなっている自民党総裁任期をめぐり、4期目を目指すかどうかについては「本当に考えていない。頭の片隅にもない。去年の参議院選挙で約束したことをしっかりと達成していくことが私の責任だ。まだ1年9か月もあるので、この間に私自身、燃焼し尽くす決意で臨んでいきたい」と強調した。
NHK日曜討論を参考にした。
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